アンドレアナの色変わりなど

ティランジアの世界でアンドレアナ(Tillandsia andreana)はコロンビア原産で貴品の1つだったが、最近は大量生産の苗が市場に流れてとても身近な存在になった。ワニ園の売店でもベストセラーかも知れない。そのアンドレアナがここに来て花を上げ始めた。ただし葉の間で開いてしまうので、写真には撮りにくい。今日は3株が咲き始めたのだが、気が付いたら1株は淡いオレンジ色の花だ。勿論、色変わりとしては珍しいが、見た目は緋色の基本色の方がはるかに鮮やかで目を引く存在だ。こんなものもあると言う程度の扱いだ。当園の名物巨大ブルボーサ(T.bulbosa)も咲いてきたが、去年は10株も咲いたのに、今年は裏年なのか3株しか咲いて来ず、随分と寂しい春になってしまった。研究室の窓辺では白い多肉の1つ、ダドレヤ・ヌビゲナ(Dudleya nubigena)の花が咲いてきた。本属の1番乗りで、地味な花だが、ほっておけば自家受精で種がとれる。ただし今年はプルベルレンタ(D.pulverulenta)以外の種を穫る予定はない。次は我が家のアロエ、帝王錦の花だ。南ア原産で、帝王というといかにも立派そうだが、学名はフミリス(Aloe humilis)で低いの意。3号鉢で十分開花株だ。最後は最近友人にいただいたヨーロッパ土産。とは言っても原産地は南アフリカでオーニソガルム・リトプソイデス(Ornithogalum lithopsoides)。メセンのリトプスやコノフィッツムを連想させる可愛らしい球根で、掌サイズの植物だが、開花時には相当伸びるようだ。これからのお楽しみということか。これはヒアシンス科だ。
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