アルスロセレウスなど

花の美しいことでたちまち人気品種となったブラジル原産のアルスロセレウス(Arthrocereus rondonianus)だが、夕べ1輪目が咲いた。5輪同時に咲くものだと思っていたが、1輪だけが先に咲いてしまったようだ。だから今晩は残りが咲いているはずだ。最初の画像は夜の11時、この頃にならないと開き切らないのだ。次が朝6時半の様子だが、もう閉じ始めている。夜咲きの花が、なぜこんなに華やかな色なのか不思議だが、とにかく奇麗なもの好きの私にとっては、どストライク。今朝はボリビア原産、サルノシッポことヒルデウインテラ・コラデモノニス(Hildewintera colademononis)も群れ咲いていて良い感じだった。ワニ園でも100輪位同時に咲きそうで、楽しみにしていたが、どうやら明日がその日みたいだ。以下は土曜日の画像だが、最初はアルゼンチン原産、テフロカクタスの黒太刀(Tephrocactus articulatus 'Oligacanthus')だ。花良し、姿良しで、テフロのコレクションには欠かせない存在だ。株が大きくなって今年も10輪位咲いてくれそうだが、先のフェルシャフェルティーや本種はテフロの類の花着きの悪さのイメージを改めてくれる植物なので、是非コレクションの1角に加えるべきだろう。白い花というのも、何か特別感があってよいものだ。次の赤花は刺物の神仙玉(Ferocactus coloratus)。確か柿﨑さんから来た短刺のタイプだ。次はテロカクタスの眠り獅子(Thelocactus phymatothelos)、3株同時に咲いていた。これらはメキシコだ。以下は南米物で売店の定番金晃丸(Parodia leninghausii)とパラグアイから来たギムノ2種。天賜玉(Gymnocalycium pflanzii)とフライシェリアナム(G.fleischerianum)だ。天賜玉と言ってもこの株の花はオレンジ色がかっていて特別だ。フライシェリアナムは自生地を見たが、小さな蛇竜丸みたいな植物で、花も良く似ている。子吹きが良くて子株でも花が着くので、園芸化しても面白い素材かなと思う。画像の最後は季節外れに咲いたネオポルテリア・チレンシスのアルビディフローラ(Neoporteria chilensis var.albidiflora)だ。何だかんだ言っても温室はまだ賑やかだ。
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この記事へのコメント

川合 慶一
2018年05月31日 10:01
 こんにちは♪ 長らくごぶさたいたしました。もう梅雨入りの気配が濃厚に感じられる空模様ですが、いかがお過ごしでしょうか?

 夜だけ咲いてこれだけ鮮やかな色がついている花はサボテン以外を見渡してもとても稀なように思います。香りはいかがですか?

 夜咲く花は昼間の仕事から戻って眺めるのには実に都合がいいのですが、柱サボテンや熱帯スイレンの夜開種はかなり大きくなるので、ディスコカクタスなどの玉サボテン以外これまで知らずにいたもののうち手元に置いて眺められるほど小ぶりなものを少しずつ集めて栽培を試みようと考えていたところです。長らく栽培しているヒガンバナ科ヒメノカリス属の小型種は夕方から微香を放ちながら咲き始め、翌日になってもくたびれた姿で咲いているので純然たる夜開性とは言いがたいですが、冬場の凍結に気をつければこちらでもよく育ち毎年開花してくれるので重宝です。

 せっかくこちらでご紹介いただいていたのに先週末に出そびれて最早遅きに失したかもしれませんが、昨年見逃したプヤの花を拝見しに伺おうかと思います。ここ一週間ほどの間にこちらにご紹介いただいた園の植物たちの中にも開花や結実をまだ見たことのないものが多いので楽しみです。
学芸員
2018年06月02日 21:48
ダイレクトメールのつもりで返信していました。届くわけないですよね。明日来れるようならどうぞ。アルスロセレウス、枝なら差し上げられます。プヤもまだ大丈夫です。ジャカランダも咲いていますよ。
川合 慶一
2018年06月04日 10:22
 ありがとうございます♪ 日曜日だと帰りを急ぐようになるだろうからと2日の土曜日に見学に伺いました。プヤは昨年場所を教えていただいたのですぐに見つかりました。緑青色のメタリックな輝きを持つ独特の花ですね。本園の熱帯スイレンの一段下にある休憩所にまだ少し咲いていたヒスイカズラの花より少し色味が青に寄ってずっと濃い色彩でした。

 水生アマリリスはもう残り花となっていたので、一週間早く伺えばちょうどよかったかなと思いました。売店前のハウスの中にあるヒルデウインテラもほとんどの花が終わっていましたが、しっぽの先近くでこちらを向いて咲いていた花を何輪か見ることができました。オオオニバスの苗と親株の葉の大きさを比較できたり、池の周囲の面白いランの原種や熱帯果樹、香料作物の開花もゆっくり拝見できました。

 長年のどかな姿を見せてくれていたマナティー君の名前が昨年決まったんですね。ワニたちや園のあちこちにいたインコたちは梅雨入り前の陽光を浴びてうたた寝しているようでした。剽軽なオオバタンがお留守だったのが残念でした。

 そちらへ伺う途中熱海のお宮の松のある植え込みに見慣れない色の花を咲かせている木が何本もあったので、信号待ちのときによく見たら葉がジャカランダでした。花色の違和感が気になったので、見学の途中で元々の花色を見ることができて納得できました。帰りに熱海を通りかかったときにもう一度見ましたが、かなり花色の濃い園芸品種なのだろうと思います。

 いつもご厚意に甘えてばかりで申し訳ございません。今回は急でしたので残念ながらすれ違いとなってしまいましたが、また遠からず見学に伺います。
2018年06月04日 18:09
川合さん、お見えになったのなら声をかけて下さいよ。果樹の裏で草刈りをやっていたはずです。最近、人手不足で作業も追われっぱなしです。
川合 慶一
2018年06月04日 19:16
 私が伺ったときには来園者がかなり多い様子でしたので、分園の事務所にいらした方にお声がけしようかと思いながらお仕事の邪魔になってはいけないと結局遠慮してしまいました。伊豆へは夏場星空の案内で何度も出向きますので、次回はお声がけさせていただきます。

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