ブロッキニアとクプアスー

ブロッキニア・レドゥクタ(Brocchinia reducta)はギアナ高地原産のパイナップル科植物で、食虫植物としても認められているユニークな植物だ。当園には2系統あって、1つは食虫植物の会の柴田さんがネブリナ山で採集してきた株、もう一つは夢の島の植物園に寄贈された系統だ。導入当初は大きな株がすぐ駄目になって横の小苗しか残らず慌てたが、以後は順調で株も殖えている。今日ちょっと見たら花が1輪咲いていたので紹介する。白い小さな花で清楚なものだ。今日はもう1つ珍しい植物の話題だ。ブラジルのアマゾン域原産でカカオの仲間のクプアスー(Theobroma bicolor)だ。数年前に友の会の方に育苗を頼まれ、その後3株の寄贈を受けたので、この春一番大きな株を果樹温室に定植したのだ。ところが、定植したままぴくりとも動かず、葉が段々茶色くなってきて、これは駄目だと諦めていたのだ。ところが今日、若いスタッフからクプアスーに花芽が出ているようだと言われて早速確認へ。見れば枯れそうだった3本枝の各先端は新葉が展開しており、葉の落ちた枝に直径2mm程の蕾が幾つか着いているではないか。根がようやく活着してくれたのか、それとも枯れる前のお土産花なのか、まだ結論は先だが、枯れると思っていた株の吉兆に大喜び。この冬越せるかどうかも問題だが、それ以前に1個でも実が成ってくれれば、枯れても諦めが付くというものだ。画像ではいかにも枯れそうに見えるが、まだ枯れていないのでご安心を。先々良い報告ができるように期待しよう。ちなみにクプアスーはアオギリ科の果樹だ。
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