学芸員の独り言

アクセスカウンタ

zoom RSS ムサ・ラテリタなど

<<   作成日時 : 2018/08/28 06:53   >>

ガッツ(がんばれ!) ブログ気持玉 6 / トラックバック 0 / コメント 2

バナナ温室でオレンジ色の花序のムサ・ラテリタ(Musa laterita)が咲いてきた。タイ原産の観賞用バナナでとても美しい原種だ。寒さに弱く、冬は根茎で越冬し、春暖かくなってから元気になるため、花はどうしてもこの時期からになってしまう。先般紹介したムサ・パラコクシネア(M.paracoccinea)はまだ咲いているが葉はみんな黄色くなってしまい、いずれ茎も腐って来るだろう。一応子株が1つ出ているようだが、親に子株を大きくする力はないようで、枯らさないように注意が必要だろう。本種は中国、ベトナムの国境地帯の産。その温室の外ではタイのチェンマイで採集してきたアヤメ科のヒオウギ(Iris domestica =Belamacanda chinensis)が咲いている。花の少ない時期の花なので有り難い存在だ。果樹温室脇では紫葉のカンナが咲いている。インディカ(Canna indica)の大型タイプでとても目立つ存在だ。次の濃紅花がインディカの基本種で花も小さい。これらはカンナ科で中南米の産。バラの下の土手ではヒガンバナ科のショウキラン(Lycoris aurea)も咲いてきた。毎年殖えるでもなく減るでもなく、確実に1本は咲く。勿論ヒガンバナ科で日本〜台湾の産。最後は今日整理したクリナム類のハマオモトヨトウの様子だ。先般消毒した後、雨と台風で油断していたら、見事にやられてしまった。今朝コンテナ一杯、被害のあった茎葉を片付け、昼から撮影ついでに現場を見たら、取り損ねたハマオモトヨトウが、あっちにもこっちにも。これ幸いと写真を撮り、勿論虫は殺したが、困ったものだ。我が家でも温室内のクリナム・ゼイラニクム(Crinum zeylanicum)がやれて、先に開花したアンモカリス・ティネアナ(Ammocharis tinneana)の花茎からも大きな虫が出てきて驚かされた。幸い開花中のブルンスビギア・ジョセフィーナエ(Brunsvigia josephinae)は大丈夫そうだが、油断も隙もあったものではない。
画像
画像
画像
画像
画像
画像
画像
画像
画像
画像
画像
画像
画像

月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 6
ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!)
ナイス ナイス
なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは。B.josephinaeは順調に咲き進んでいるようですね。せっかく開花したところへハマオモトヨトウに食い入られなくて何よりでしたが、クリナムは手ひどく食害されてしまったようですね…。うちのクリナムにも先日やってきましたが、数匹だったので隠れていた一匹も含めて二日間で全て駆除できました。海岸近くと市街地の緑地帯にハマユウの成株がある程度まとまって植えられているのでそこで発生していると厄介ですが、今のところどちらの株も明らかな食害は認められない様子なので、どこか別に発生源があるはずです。

L.aureaの開花はずいぶん早いですね。うちはまだ沈黙しています。黄花のリコリスで秋のうちに葉が出るのはaureaとtraubii、春になってから葉が出るのはchinensisですが、花期もchinensisは夏のうち、aureaとtraubiiは秋になってからと違いがあります。
川合 慶一
2018/08/29 18:05
川合さん、ジョセフィーナエは日に日に大きくなって、今日は直径60cmになっていました。一人でみるのは勿体ないですね。
学芸員
2018/08/31 18:19

コメントする help

ニックネーム
本 文
ムサ・ラテリタなど 学芸員の独り言/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる