学芸員の独り言

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zoom RSS バナナに追われる

<<   作成日時 : 2018/08/08 08:48   >>

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ワニ園のバナナ、この冬は異例の寒さでかなり傷み、それらの株が今続々と収穫期に入り、抜け殻となった茎葉があっという間に黄色くなって腐っていく。そんなこんなで今時のバナナ温室の管理は、バナナの収穫に加えて、黄色くなった葉を切って片付けること、終わった株を切り捨て搬出することと仕事に追われる。昨日も4本程片付けたのだが、その間に雑用が入る。駐車場に呼ばれるで、せわしないったらありゃしない。まだ切り倒すべき株は5〜6株はあるのだが、台風は来ているし、お客様は多いしで、仕事はちっともはかどらない。またこの暑さのおかげで、バナナはみるみる生長し、次々と花を出してくる。まあ育ちの良いのは有り難いことだが、仕事が集中し過ぎるのは、小勢の管理体制ではやり切れない。ということで、今日はバナナの写真から。まずブラジルから来たプラタ(Musa x paradisiaca 'Plata')の見事な房、次いでタイワンバナナ仙人蕉(M.acuminata)の房、大小2株。仙人蕉、現地では1房30kg が平均みたいだが、これが熟すと本当に重い。だから温室内を全て仙人蕉にすれば一番収穫量が増える道理だが、連作で育ちの悪い場所も多く、そのような場所にプラタなど丈夫な雑種系の品種を植えるのだ。果樹温室ではフトモモ科,ブラジル原産のストロベリーグワバ(Psidium cattleyanum)が色付き始め、熱帯アジア原産のレンブ(Eugenia javanica)の実も大きくなってきた。メキシコ原産、ミカン科のシロサポーテ(Casimiroa edulis)も大きくなっているが、本種は熟しても色が変わらないので、収穫適期の判断が難しく、落ちてベシャという例が多い。花の綺麗なドラゴンフルーツ(Hylocereus undatus )もいよいよ季節到来で蕾が沢山見えるが、立派な花も夜咲きでは価値半減。昼間に見せてあげられたらお客様も喜ぶだろう。これは中米原産でサボテン科の果樹だ。
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