災いは…!

今朝、アンスリウムの潅水をしていたら後に置いてある尺鉢植えのソテツの新芽が食い荒らされているのに気がついた。ちょっと見ただけでもコガネムシやバッタ、カメムシの食害とは違う。近づいて、よく見上げて見ると、葉に長さ1cm余りの小さなイモムシが着いている。その時点でピンと来たのだが、これが沖縄で猛威を振るっている……シジミに違いない。兎に角被害のひどい所は切り取り、,踏みつけて幼虫をつぶし、軽度の被害の所は虫をつまんで捕って踏みつぶした。と言っても米粒を少し長くしたような幼虫だから、手で簡単につぶせる程度だ。管理が終わってから研究室に戻り、ネットで調べたら案の定クロマダラソテツシジミ(Chilades pandava)だった。さて殺虫剤で消毒をと思ったが、虫は一応殺したし、被害はこの1株だけなので根元にオルトラン粒剤を撒いてよしにした。実は私、これまでオルトランを使ったことがなく、その効果を軽視していたのだが、アデニウムのしつこいカイガラ虫に劇的に効いて、全くいなくなったのである。そこで今度はソテツ温室のベッドにばら播き、2度ほどたっぷり潅水したら、新芽のたびにビッシリカイガラ虫に覆われて出てくるソテツの葉に全くカイガラが見られなくなって、これには驚いた。あのベットに500gかそこらしか播いていないのに、劇的な効果でますます驚いた。とするとこれまで30年以上、年に5回も10回もアクテリックやスプラサイドでカイガラ虫とエンドレスの戦いをしていたのは何だったんだと、情けなくなってしまった。要は孵化直後のカイガラムシなら、根から吸収されるオルトランの成分で十分殺せるということだ。というより、着いていた成虫も死んだようだから、はるかに効果は大きいようだ。今日そのオルトランの効能書きを見たらヨトウムシにも効くと書いてあるから、シジミチョウの幼虫などイチコロだろう。思うに、このソテツシジミ、当地にもとっくに分布を広げていたのかも知れないが、この時期葉を展開するソテツなどそうそうは無いから、いままで被害を受けなかったということだろう。今、思いついたが、ヨトウムシに効くならクリナムのハマオモトヨトウにも効くはずで、一々被害葉をむしらなくても、初期の症状が出た時点でオルトランを播けば良いということではないだろうか。まだハマオモトヨトウの被害が見られるので、早速明日オルトランを播いてみよう。折からの雨陽気で薬を吸わせるには好都合だ。次は中庭のベラドンナ・アマリリス、小森谷さんの白鳥(Amaryllis bella-donna'Hakucho')、三宅さんのフェボリット('Favorite')、そして在来のピンクだ。私にはこのピンクが一番奇麗に見える。来年の開花を期待して、花が終わったら植え替える予定だ。南アフリカ原産でヒガンバナ科の大型球根植物。最後は温室に吊ってあるシンビジュームのフィンレイソニアナム(Cymbidium finlaysonianum)。この間咲いていたのにまた花が出て来て、シンビに2期咲きがあると知って驚いた次第。マレーシア原産。
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