ダドレアの素性について

ご覧のように研究室の窓辺一杯に白い多肉を並べて楽しんでいる私だが、何株か並べて育てていれば、自ずと素性の善し悪しが見えてくる。最初は仙女盃(Dudleya brittonii)だが、1枚目が親株で、現在株径27cm、葉の幅3.7cmだ。次の2枚がその子供で、勿論選別して優良株を残したつもりだが、顔つきは全然違う。前者は株径20cm、葉幅 4cmだ。葉数が少なく、いかにも迫力のある素晴らしい株だ。後者は株径21cm、葉幅 3.2cmで葉数が多く、同様に美しく育っているが、ごく普通の仙女盃だ。ここにはもう1株親株の横に写っている小さい株があるが、これはまだ比較の対照にならない。葉幅4cmの株が親株のサイズになれば、さぞ見事だろうが、その姿を見られるのはまだ当分先だろう。2系統あるダドレア・パキフィツム(D.pachyphytum)も全然タイプが違い、かつて平尾さんにプレゼントされた最初の株は単頭で大きくなり、絶対子を出さない。現在株径18cmで葉幅が3.5cmで仙女盃同様真っ白で、兎に角素晴らしい。次の個体は加須市の浜崎さんにいただいた実生苗で、大きくならずに分頭し、しかも葉の白粉が少なく黄緑ぽい葉色である。現在株径17cmで葉幅3.4cmだ。数字で較べると大差ないようだが、前者は葉数が20枚で株の高さもあるのに対して、後者は葉数が14~15枚で、地上に展開しているだけだ。優劣は明白だが、前者は殖やしようがないというジレンマがある。ダドレアはどの種も胴切り挿し木した際に残る幹からは一切子が出ないからだ。かと言って葉挿しは出来ないし、実生するしかないのである。ただし本種は、ここでは咲いた例しがない。2種ともカリフォルニア半島原産でベンケイソウ科の多肉植物だ。
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