冬のアサガオ咲く

1号温室の入口天井近くで、メキシコ原産で大型のアサガオ、イポメア・ランビー(Ipomopea lambii)が咲き始めた。アサガオは夏の花のイメージだが、本種は夏に爆発的にツルを伸ばしても一切開花せず、年を越した今頃になって花を着けるのだ。だから夏に伸びたツルをそのまま残して置くわけにも行かず、適宜剪定して、この時期丁度良い大きさに伸びるよう調整するのだ。一昨年は秋口に切り過ぎたら太いツルが枯れてしまい、生き残った細いツルを1年がかりで伸ばして、ようやく勢いを回復させたのだ。だから昨年は殆ど花が咲かず、今年2年振りに豪華な開花風景が楽しみなのだ。今はまだ1日に1輪、2輪だが、あと数日で見事な群開風景を見られるだろう。ちなみにこのアサガオの花はごく淡いピンクで、雑草のヒルガオの花を巨大にしたような雰囲気で、洗練された美しさではないが、冬のアサガオという珍しさが売り物だ。なおこのアサガオ、2000年5月にメキシコノプラント・ハンター、アルフレッド・ラウー氏が種子を送ってくれたもので、その翌年の冬から咲き始め、今年で19年目ということだ。次は球根ベゴニアと一緒に咲いているスミシアンサ・オーランティアカ(Smithiantha aurantiaca)とブラジルから来たシンニンギア・マクロポダ(Sinningia macropoda)の赤い花だ。共にイワタバコ科だが、前者はメキシコ原産で、これもラウー氏が送ってくれたものだ。次はティランジアの間に置いてある、開花間近のフリーシア・サウンデルシ-(Vriesea saundersii)、そして強烈な刺が印象的なエンコリリウムの1種。sp.Vau(Encholirium sp,'Vau')だ。共にブラジル原産のパイナップル科植物だが、後者はディアマンティナで採集された種の実生苗だ。株分けや挿し木が難しく、この株は辛うじて生きている最後の1本だ。
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