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zoom RSS 春の花登場

<<   作成日時 : 2019/01/26 10:25   >>

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昨日、分園入り口正面の花壇に、春を先取りしたラケナリアの鉢物が登場した。まだ花茎は伸びていないが、ラケナリア・アロイデスの変種クアドリカラー(Lachenalia aloides var.quadoricolor)で、横浜の片山さんの育種した品種だ。ラケナリアは多くの種類があるが、その多くは球根が短命で、実生開花させても数年のうちに絶えてしまうのが普通だ。ところが、このアロイデスやオーレア(L.aurea)は丈夫で、5年、10年と長生きしてくれるので、作り甲斐の有る植物だ。それに加えて、この片山さんの品種は、繁殖が極めて旺盛で、年々倍々に殖えていく感じで、正にラケナリアの推奨品種だ。だからこのように大量に並べて飾れるようになったのだ。ラケナリアはツルボラン科で南アフリカ原産。次はチリ原産、球根性のキンレンカで、先日咲き始めたと思ったら、ようやく花が多くなってきた。黄色がブラキセラ(Tropaeolum brachycera)、赤がトリカラー(T.tricolor)だ。この植物はツル性だが茎が糸のように細くて扱い難いので、ここではアロエの下に鉢を置いて、刺だらけのアロエの葉にからめて伸ばすことによって、風当たりの強いここでも、実に奇麗に咲かせられる。これから1ヶ月以上、他所では見られない珍しい花を満開でお見せできるのだ。次は花の多いツバキの紹介。最初はパンダ舎横で、特有な色合いのロゼフローラ系交配種のヌッチオ7601(Camellia hybrid 'Nuccio #7601)、カリフォルニアのヌッチオ農園で1976年の1番目に咲いた新花ということで、当時のアメリカではミニ品種は評価されなかったため無名で終わってしまったが、日本でなら大人気だろう。次はやはりミニ系でヒメサザンカ系だったと思うがスプリング・ミスト(C.hybrid 'Spring Mist')、そして白小輪のシラハトツバキ(C.fraterna)、中国原産の原種で、ミニ品種育成用の原種の1つだが、これ自体も可愛くて素敵だ。次は中庭、鳥舎横で咲いている金花茶交配の黄調(C.nitidissima hybrid 'Kicho')と初黄(C.nitidissima hybrid 'Shoko')だ。静かな日が続いているので、花も傷まず綺麗に咲いている。一時はツバキ関係者の間で大騒ぎされた金花茶のF1品種だが、一般のお客様にはまず気付かれない地味な花だ。
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