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zoom RSS パラグアイのギムノ

<<   作成日時 : 2019/01/30 12:18   >>

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以前パラグアイには小山さんという方が移住しておられ、私がパラグアイのフィールド調査に行った際、面倒を見てくださった。その縁で、氏は帰国するたびに私の好きなサボテンを持ち帰ってプレゼントしてくださった。フィールド調査の際、目的としていたサボテンを殆ど発見出来出来ず落胆していた私に対する心遣いであった。それらのサボテンが27年も経った今、標本株となってわが家の温室にある。北米の刺物ばかりでギムノカリキウム属など殆ど手を出さない私だが、パラグアイ由来のギムノだけは大事にしてきた。最初は天賜玉(Gymnocalycium pflantzii)だ。確か小山さん所有するチャコの自然保護区に見られる植物で、極めて生育が遅く、ようやく天賜玉らしい群生株になった。やはり時間をかける事がポイントだ。次はパエディオフィルム(G.paediophylum)、パラグアイ唯一の山、セロ・レオンの特産種で、これは小苗でいただいたもの。もう古株になって古色蒼然という株だ。次は同じセロ・レオンの特産でユーリプレウルム(G.eyrypleurum)だ。勿論小山さんからは無名で来たし、本種の場合は小山さんの庭で育てて採取した種由来だから雑種の可能性もある。小苗のうちは株によって随分顔が違うなと思っていたが、最近その3株段々似たような顔になってきた。でもやっぱり雑種かな。次は首都アスンシオンの近くで見たフライシェリアナム(G.fleischerianum)だ。これだけは現地で見る事のできた希有なサボテンの1つだったが、私が遠慮して採集しなかったので、後年小山さんが持ち帰ってくれたのだ。画像の株は背の高く成った大株だが、現地では偏平で小さく、私には蛇竜丸(G.denudatum)のように見えた。本種は直径3cm位の株でも花を着けるので、とても良い園芸素材だと思う。最後の2つはパラグアイではないが実生接ぎした天平丸(G.spegazzinii)と光琳玉(G.cardenasianum)だ。何気なく注文した天平丸だったが、余りにも素晴らしい刺なので見直してしまった。光琳玉は学生時代、千葉の星野松風園で見た刺の荒れ狂う直径20cmもの素晴らしい大株が忘れられず、最近播いたものだ。勿論素性は違うし、刺も弱いようだが、先ずは育ててみることだ。天平丸はアルゼンチン、光琳はボリビアの産だ。
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