伊豆シャボテン動物公園

昨日は冷たい雨陽気の中、伊豆シャボテン動物公園の友人を訪ね園内を見学してきた。箱根は雪で道路閉鎖という状況で公園の外気は6℃、冷たい霧がかかっていて、霧の彼方に見える高原竜はまさにゴジラが霧の彼方にたたずんでいるようで雰囲気満点、こんな景観も良いものだと一人納得。彼の担当するメキシコ館の植物を見ながら、シャボテン公園の長い歴史を実感してきた。メキシコ館と言えば金鯱(Ecvhinocactus grusonii)の群落が有名で、今回じっくり見たが、最大直径85cm位の大株や、130cm位に幹の立ち上がった古株もあり、ここで育った60年の歴史を感じさせるに十分だ。これらはこの公園の立案者、私の恩師近藤典生先生が、在メキシコの植物学者、松田英二先生をガイドに、ロバの背に乗って金鯱の谷を訪れ、採集して持ち帰ったのがそのスタートなのだ。実はここには、1973年、私がメキシコで採集して日本に送った植物が沢山植わっていて、その生育振りを確認するのが今回の目的だったのだ。一番個体数が多く、生育旺盛で元気なのはプエブラ州のテウアカン(Tehuacan)で採集してきたボーカルニア・グラシリス(Beaucarnea gracilis)で、当時でも3人で担いで運び出した植物だが、今日ではどれも、100kg、200kgのサイズに生長し、貫禄十分。46年の歳月が見事反映していた。同じくテウアカンの植物では、ダシリリオン・ルシダム(Dasylirion lucidum)とユッカ・ペリクローサ(Yucca periculosa)があり、どれも幹が伸び、良く育ったものだと感心することしきり。はるか北のコアウイラ州で採集したダシリリオン・ロンギッシマム(D.longissimum)も1株が残って花序を上げていた。採集時、ボーカルニアより重くて、運ぶに苦労した思い出があるが、それも昔話。以前は3~4株あって偉容を誇っていたが、枯れてしまったのだろう。ユッカではやはり北方系のカルネロサーナ(Y.carnerosana)が1株屹立していたが、採集時は背丈程もなかった株だろう。画像では3、4枚目がボーカルニア、5枚目がダシリリオン・ロンギッシマム、その右奥にユッカ・カルネロサーナ。7枚目中央がダシリリオン・ルシダム、その右の幹がユッカ・ペリクローサだ。以上全て、今日ではキジカクシ科に分類されている。次の横たわった柱は有名な入鹿(Machaerocereus eruca)で、カリフォルニア半島の原産。クリーピング・デビルというやつで、開花結実の跡があったので撮影。最後は雰囲気の良かったアフリカ館の景観。
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