ミカンの花の季節

伊豆がミカンの花の香りに包まれるこの季節、園ではワニ池のニオイシュロラン(Cordyline australis)が満開になる。青葉と紫葉(C.australis 'Atropurpurea')があり、紫葉の方は花序も紫色を帯びていて特徴がある。ニュージーランド原産でキジカクシ科。ニオイシュロランとあるようにミカンに似た強い香りがあるのだが、私は個人的には匂いが強すぎて好きになれない。なぜならこの臭いがヤスデを踏みつぶしたりしたときの猛烈な青臭さを連想させるからで、臭いに敏感過ぎるというのも困りものだ。逆に最近気付いたのだが、我が家の庭のロスマニア・グロボーサ(Rothmannia globosa)の花の匂いが、ハゴロモジャスミンと全く同じ香りなのだ。それだもの良く匂うわけだ。南アフリカ原産でアカネ科。昔、病院の母の見舞いにハゴロモジャスミン(Jasminum polyanthum)の切り花を持って行って、看護婦さんに注意されたことがあるが、匂いも強すぎると暴力になると言うことだ。例のドリアンテス(Doryanthes palmerii)も今だに元気で良く咲いている。我が家で咲いた株よりはるかに小さくて、花序も小さいのだが、花序には蕾がビッシリと詰まっていて、花数ははるかに多い気がする。だから長期間咲き続けているのだが、面白い現象だ。相対的に花も蕾も小さいようなのだ。オーストラリア原産でドリアンテス科。香料温室ではゲットウ(Alpinia speciosa)とシロフイリゲットウ(A.intermedia 'Albolineata')が咲いていて、余り紹介したことがないので画像を出す。どうしても普及品のイメージがあるもので、花をスルーしてしまうからだ。ショウガ科で前者は東南アジア、後者は日本原産だ。最後は1号温室のヘクティア・マルニエールラポストーレイ(Hechtia marnier-lapostollei)で、これもうっかりしていて花が終わりかけてしまったが、5本程花が出て、この株は雌株のようだ。パイナップル科でメキシコ原産。ちなみにディッキアはヘクティアに良く似ていて、外見での区別は難しいが、ヘクティアは雌雄異株という特徴がある。
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