珍しいコンニャクなど

久し振りにコンニャク属の珍種アモルフォファルス・オドラータス(Amorphophallus odoratus)が咲いた。中国、香港の原産だそうで、珍しい色合いだ。珍しいと言っても丈が20~30cmほどの小型種で派手さはない。コンニャク属のコレクションは殆ど売店前の小温室に置いてあるが、他種よりも2ヶ月も早く咲いてくるので、気を付けていないと発芽にも気付かない事が多い。次は中庭のハンカチノキ(Davidia involucrata)だ。今年は花が少なく、数輪しか咲いて来ない。この横にテラピアの池から来る排水溝があり、ちょっと水が漏るのが原因でハンカチノキの根が傷みやすく、定期的はU字溝掃除は不可欠だ。中国原産でニッサ科(ヌマミズキ科)とするのが最新分類。次はその横で咲いている藤色のツツジで、ルソンヤマツツジの和名があるロードデンドロン・サブセッシル(Rhododendron subsessile)。横浜のツツジ専門家平野氏に寄贈された植物の1つで大きくなった。香料温室ではショウガのレッドフロッグ(Zingiber newmannii 'Red Frog')が満開になって、先端の花はカエルが舌を出しているように見え、なるほどなと納得。ショウガ科でマレーシアの産。1号温室では鉢植えの貴州ソテツ(Cycas guizhouensis)に雄花が出て来た。確かこれで2回目だが、随分小さな株で咲くものと感心する。記録では2007年に友の会の方に苗木をプレゼントされたので、もう12年になるわけだ。ソテツ科で中国貴州省の産。その次はオーストラリア原産のレピドザミア・ホーペイ(Lepidozamia hopei)。一般的なペロフスキアナより耐寒性が劣り、本園の山では大丈夫だが、分園では露地栽培は無理。それで温室に植え込んだのだが、大型種でたちまち大きくなり、ここに来て雄花が出てきた。それでも1994年種子導入だから今年で25年ということだ。最後はタイのチェンマイで採集導入したサイカス・シンプリシピンナ(Cycas simplicipinna)で、丁度雌雄の花が同時に咲いている。当園では毎年種を採種出来る数少ないソテツの1つで、今も売店で苗木を売っている。今年はその横に植えたベトナム産のサイカス・ミコリッチー(Cycas mocholitzii)にも雌雄の花が出ており、これも採種出来そうだ。勿論ソテツ科だ。
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