憧れの花

サボテン、中でも刺物と称されるエキノカクタス属やフェロカクタス属の花は私にとっては子供の頃からの憧れで、50有余年の後、それを身近で楽しめるようになるとは夢想だにしなかった。それが縁あって1973~74年、1977年と自生地メキシコでこれらを追いかけ、それまで国内に情報がなかったフェロカクタス・ハエマタカンサス(Ferocactus haematacanthus)、リンゼイ(F.lindsayi)、黄彩玉(F.schwarzii)、レッペンハーゲニー(F.reppenhagenii)、紫禁城(F.diguetii)、カルメネンシス(F.carmenensis)、神竜玉(Echinocactus parryi)などの自生地を紹介し、後進の指針となしえた事は、今でも誇らしく思っている。25日その代表格である神竜玉が2株咲いていて、その喜びを新たにした。刺良し、花良し、姿良し、大きくなり過ぎず、1年365日楽しめる、まさに趣味対象として理想的な植物だからだ。私の温室はガラス室で10坪、そこにサボテンやアマリリス、スイレンから奇想天外まで突っ込んであるので、最小限の面積で最大限の喜びを得られる種に限定して栽培するようにしている。今年も知人にプレゼントするなどして、相当量減らしたつもりだったが、春の生長期を過ぎて見れば、何が減ったのかという有様で、いつまでたってもギュウギュウ詰めだ。画像はその神竜玉から。刺物の中で綾波、太平丸と並んで美花の代表格だろうが、本当に上品で素敵な花だ。次は太平丸(E.horizonthalonius)で、これは小輪タイプの花だ。株の直径は15cmもあるが、花は小さい。そして緑っぽい竜眼(F.viridescens)の花。総じて刺物の花は春遅くに咲くので、今頃が多いのだ。次はテロカクタスの眠り獅子(Thelocactus phymatothelos)、コリファンタの巨象丸(Coryphantha andreae)の順。最後の巨象丸は刺物ではないが、暑さの好きな植物で、この暑さで元気になって花を上げて来たところだ。次は小型種のチュルビニカルプス・ディキソニアエ(Turbinicarpus dickisoniae)。キリンウチワ接ぎで大群生に仕立てたので花着きの良いこと。年に5回も6回もこうして群開する。最後はエビのルービスピヌス(Echinocereus rubispinus)。私はエビで1種と言われたら太陽を選ぶだろうが、本種の刺色の美しさも格別。株が小型で花数の少なさが、私の不満と言えば不満かも知れない。以上全てメキシコのサボテンだ。
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