リプサリスの新属名と刺物など

アメリカサボテン多肉協会の雑誌2019年2号誌は、この協会誌カクタス・アンド・サキュレント・ジャーナル(Cactus & Succulent Journal)の元編集長で、ハンチントン植物園の元園長でもあったマイロン・キムナー(Myron Kimnach)氏の追悼号だった。96歳での大往生で、私共もあやかりたいものだ。私と氏は面識はないが、ジャングル性のサボテンやエケベリアの専門家なので、以前月下美人(Epiphyllum oxypetalum)の正確な自生地を知りたくて問い合わせたことがある。私の知人、メキシコのプラントハンター、アルフレッド・ラウー氏(Dr.Alfred Lau)の盟友でもあったので、氏の紹介だと書いて問い合わせたら、すぐに返事が来た覚えがある。ラウー氏が発見したエピフィルムの新種、エピフィルム・ラウーイ(E.laui)はキムナー氏の命名なのだ。で今日の画像の赤いリプサリスは今、岡崎の三浦園芸さんが大々的に殖やしてマーケットに流しているのだが、キムナチア・ラムローサ (Kimnachia ramulosa)というのが最新の学名なのだそうだ。これまではプセウドリプサリス・ラムローサ(Pseudorhipsalis ramulosa)というのが正名だったが、独立属となった。これは勿論キムナー氏に献ぜられた属名で、これで身近な植物にも氏の名前が残るということだ。本種は中南米に広く分布する。DSCF5425.jpgDSCF5426.jpg次は我が家の温室の刺物の花、最初はジョンストニアヌスの交配種(Ferocactus johnstonianus hybrid)の花、多分片親は金赤竜だろうが、今年は水上げが悪く、やせたままで、もしかしたら根が駄目に成っているのかもしれない。これはキリンウチワ接ぎを降ろしたもので、根はキリンなので、この台木が枯れると得てしてこういう症状になる。自根の発生は困難なので、こうなったら衰弱して枯れるまで行ってしまう。勿体無いが、仕方ない。キリンウチワと刺物の相性は良くて、降ろしてもキリンの根のまま直径20cm、25cmまで育てられるが、キリンの根が駄目に成った場合、枯れるのが宿命なのだ。次はこの夏の1番花、光山(Leuchtenbergia principis)の花だが、これもキリン降ろしで、今の所順調だ。次は正木物の文殊丸(F.victoriensis)。小型で花付きの良い刺物で、香りも高いので良いサボテンだ。DSCF5537.jpgDSCF5539.jpgDSCF5545.jpgDSCF5541.jpgDSCF5543.jpgDSCF5472.jpgDSCF5474.jpg次は刺物では無いが、我が温室の夏の主役象牙丸(Coryphantha elephantidens)だ。ご覧の通りの美しい花なので私の好み、何株も置いてあるが、7号半鉢植えのこの株が最大だ。兎に角美しいし、この株の花は特に色が濃くて素晴らしい。以上はメキシコのサボテン。DSCF5534.jpgDSCF5536.jpg最後は今シーズン3回目の開花になるロビビア・ハエマタンサ変種レブチオイデス(Lovibia haematantha var.rebutioides)。温室が暑いと花がすぐ駄目になって残念だが、花付きの良さは大歓迎だ。アルゼンチン原産。DSCF5533.jpg

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