ステノメソンとソテツの新葉

この夏、1本だけ花の上がったステノメソン(Stenomesson variegatum)だが、今回の花は白っぽいクリーム色で、本来のオレンジ色ではなく、ちょっと意外だった。暑さのせいか、培養土のせいかわからないが、これだけ色が変わるのは珍しいことだ。ヒガンバナ科で南米原産。DSCF6086.jpgDSCF6087.jpgパフィオペディルムのコーナー、本家のパフィオの花が少ないので、アンスリウムやコチョウランを飾ってあるが、ここに来て原種のデンドロビウム・フォルベシー(Dendrobium forbesii)やデンドロビウム・スミリアエ(D.smilliae)も賑やかしで飾ってある。結構花の保ちが良いので助かる。DSCF6096.jpgDSCF6094.jpgDSCF6098.jpgアンスリウムのベッドにはベッドの間々にソテツの大鉢を置いて立体的な展示にしてあるが、そのソテツ類が相次いで新芽を展開している。最初は中国のソテツでサイカス・タンキンギー(Cycas tanquingii)だ、以前ソテツの会報で、最も生育の速いソテツだという記事があったが、当園ではそうでもなく、ようやく2枚の大きな葉になっていたのだが、今回新葉が3枚一度に出て、一気に大株になった感じだ。これからは速かろう。DSCF6099.jpgその横ではフィリピンのソテツ、サイカス・ワーデイ(C.wadei)がごそっと新葉を展開してきた。本種は順調に幹も太り、今は12号のポットに植えてあるが、開花も近いだろう。本種は種子に隆起した縞があってとても特徴的なのだ。DSCF6102.jpg中庭、銀葉樹の横では露地植えのサイカス・デーバオエンシス(C.debaoensis)が新葉を展開して、その若緑がとても奇麗だ。前述のタンキンギーの記事のあと、本種が普及したのだが、生育スピードではこちらの方が速い感じだ。本種は新しい記載種なのに、一気に普及したのは生育旺盛でハワイなどでたちまち種を再生産できたからだと思う。これも中国原産でソテツ科。DSCF6130.jpgそう言えば黄金ソテツ(Cycas revoluta 'Aurea')の苗も葉を展開している。もう苗をいただいて10年以上だが、極めて生育が遅く,毎年2枚くらいしか葉を展開しない。後暗みと言って,葉が固まると緑色になる系統の黄金ソテツではないので、葉緑素不足で生育が遅いのだろう。色も鮮黄色ではなくクリーム色で、黄金と呼ぶのはおこがましい気もする。沖縄原産。DSCF6090.jpgDSCF6091.jpg
0

この記事へのコメント