ヘディキウム、リコリスなど

分園のヒノキの山に植わっている黄花シュクシャ(Hedychium gardnerianum)が満開だ。こぼれ種から育った株だと思うが、見事な咲き具合だ。ヘディキウムではこの黄花が一番豪華で目を引く存在で、私も大好きだ。温室にも植わっているが、1、2本咲いているより、このように10株が群開している方が見事だ。ショウガ科でヒマラヤ原産。DSCF6246.jpgDSCF6245.jpg中庭の土手ではショウキラン(Lycoris aurea)が1本だけ咲いている。スプレンゲリーは嫌って程殖えるが、ショウキランは10年来1本のまんま全然殖えない。日当たりが悪いせいか、もともと殖えにくいのか、いつも不思議に思っている。DSCF6251.jpgDSCF6249.jpg中庭の多肉の植え込みではススキノキ(Xanthorrhoea quadrangulata)が随分立派になったが花は一向に出て来ない。もう45年位になるかも知れないが、どうもこの場所が条件が良すぎて栄養生長ばかりしてしまうようだ。ツルボラン科でオーストラリア原産。DSCF6256.jpgユッカ・トンプソニアナ(Yucca thompsomniana)も同様で、幹が3mに伸びても一向に花は出ない。現地では1mあればもう成株なのにだ。生育が早くて立派になるのは嬉しいが、1度位花を見てみたいものだ。キジカクシ科でメキシコ原産。DSCF6259.jpgDSCF6255.jpgDSCF6252.jpg

この記事へのコメント

川合 慶一
2019年09月04日 12:06
 こんにちは。長らくごぶさたいたしております。今年の夏は遅くやってきて暑かったことで、例年7月末から今頃まで順次咲いていたリコリスが今年は一度に盛りを迎えました。もったいないからと二、三日に一度三十本ほどをまとめて切ってご近所に差し上げております。

 そちらではショウキランの開花がずいぶん早いのですね。こちらでは例年9月末から10月初めに開花します。以前「中国オーレア」として入手したものは同じような花期で球根が年々殖えますが、ショウキランは確かに分球が遅いと思います。

 園のショウキランは花のあとじきに葉を伸ばしてきますか? うちにある黄花のリコリスのうちショウキラン、中国オーレア、ラホヤ(交配種)は9月下旬以降に咲き、花が終わると葉を伸ばしてきますが、スペリーは春先になってようやく葉をのぞかせます。葉の出現する時期と耐寒性には相関があるようで、スペリーは冬場全く防寒の心配は要りませんが、秋に葉の出てくるものは強い霜や積雪に遭うと葉が傷むことがあります。
学芸員
2019年09月05日 12:26
川合さん、コメントありがとうございます。
当園のショウキラン、ゆっくり観察したことがないので、これからは注意して葉の出具合も確認してみます。奇麗だからもっと殖えて欲しいのに、だめですね。