果樹温室では

果樹温室ではあれこれ夏の果実が目に付くようになってきた。最初はパラミツ(Artocarpus heterophyllus)だ。毎年バレーボル大の実が2〜3個はなるが、今年は先日1つ落ちてしまい、今2個がぶら下がっている。収穫するまでが楽しみで、いざ収穫しても喜んで食べるスタッフは少なく、持て余してしまう。私は好きだけど、1度にそうそう食べられる果物ではない。クワ科で東南アジア原産。DSCF5736.jpg次はレンブ(Eugenia javanica)、お盆に飾る水菓子のような感じで、見た目はとても可愛らしいので、熱帯域のホテルでは部屋のテーブルに飾ってあったりする。口当たりはシャリシャリで、甘味の少ない梨みたいなものか。なかには甘くて美味しい系統もあるようだが、総じて飾り向きか。これも東南アジア原産でフトモモ科。DSCF5737.jpgDSCF5739.jpg次はマンゴー(Mangifera indica)、これから夏本番で順次熟してくるが、美味しい果物はフルーツパーラー行きで、我々の口には届かない。ええ、そうでしょうとも!。ウルシ科で東南アジア、インド原産。DSCF5741.jpg次の茶色い実はサポジラ(Achras zapota)で、甘ったるい干し柿のような、甘い一方の果実で、美味しいと思う。ただ熟すまでぶら下げて置くと、朝、下のベットに落ちてグシャとなっているのを発見し、アーアとなる。アカテツ科でメキシコ原産。DSCF5743.jpg次はブドウのような実が幹に直接稔るジャボチカバ(Myrciaria cauliflora)、この木は四季成りの系統だから、夏でも成っているのだが、その分収穫は分散してしまうので、幾つも成っていない。よくしたものだ。フトモモ科でブラジル原産。DSCF5746.jpg次はカカオ(Theobroma cacao)、バレンタインの頃が一番新鮮な果実が多くて賑やかだったが、今はもうシーズンオフの形で、果実の色も悪く、多分果内の種子も干からびて、もう発芽しているかも知れない。今はアオイ科でブラジル原産。DSCF5748.jpg次はパパイヤ温室の原種パパイヤ、ケルシフォリア(Carica quercifolia)とマウンテンパパイヤ(C.pubescens)だ。ケルシフォリアは指先程の果実で縞があり、木の強勢さの割に小さな実で見かけ倒し。これはブラジル原産。マウンテンパパイヤは今は鈴生りだが、暑さに弱いので葉が段々だめになって、もうすぐ坊主になってしまう。秋になればいずれ樹勢は回復するが、アンデス原産で、とにかく暑さに弱い原種だ。パパイヤ科。DSCF5749.jpgDSCF5752.jpgDSCF5753.jpg
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