カトプシスなど

分園1号温室ティランジアコーナーでカトプシス・ベルテロニアーナ(Catopsis berteroniana)が咲いている。本種はメキシコから南米のギアナ高地まで広範囲に分布するパイナップル科の植物で、食虫植物としても認められている。当園の株はメキシコのラウーさんが30年も前にティランジア・ルシダ(Tillandsia lucida)として種子を送ってくれたもので、氏の住むベラクルス周辺で採集したのだろう。その際、同所に分布するカトプシスの種を間違えて採集したのだろう。実生当初、本種だけが生育旺盛で、たちまち大株になり開花、その時点でエアプランツではなくカトプシスであると認識したのである。以来、毎年のように開花、子吹きによって代をくりかえし、今日に至っている。DSCF6591.jpgDSCF6594.jpgDSCF6590.jpg次の黄花は1号温室裏に植えてあるナンバンカラスウリ(Momordica cochinchinensis)の雌花。夏になるとティランジアコーナーの上で繁り、良い日除けになるのだが、先の台風でツルが全部温室の下にすべり落ち、通路をふさいでいる。幸いツルが切れなかったのでご覧の通り花も咲いているが、雄株がないので結実は望めない。数年前、雄株が欲しくて実生苗を何本も周囲に植えたのだが、この株が旺盛過ぎて、実生苗は全て負けて枯れてしまった。勿論ウリ科で東南アジア原産。DSCF6598.jpgDSCF6595.jpg最後はバナナ温室の入口脇で偉容を誇っていた西洋シャクナゲの大木「バルカン」(Rhododendron hybrid 'Vulcan')だ。先の台風で完全に吹き倒され、画像は枝を切り払った所。これを今度は丸太にして片付けたが、根元は重くて動かせず、枯れるの待ちだ。50年来育てた木を片付けるのは何ともやり切れない思いだ。2股になっている部分で直径20cm以上あった。当園で最も見事なシャクナゲだった。DSCF6606.jpg

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