7年に一度の展葉

オニソテツの1種エンセファラートス・ゲリンキー(Encephalartos ghellinckii)は私の知る限り、もっとも生育の遅いソテツで、これまでの私の経験から7年周期で葉を展開している。同じオニソテツでもアルテンスタイニー(E.altensteinii)などは確実に年2回展葉するので、その生育の早さは相当だ。このゲリンキー、2〜3年前から旧葉が傷み、1枚また1枚と枯れて行くので、もしかするとこのまま枯れてしまうのではと、本気で心配していた。株が過密で、本種も日照条件がわるいからで、これまでもカフェル(E.caffer)やラエビフォリウス(E.laevifolius)など貴重品を日照不足で失っている。本種は新芽が出そうな雰囲気は春からあったのだが、芽がちっとも大きくならず、本当に枯れを心配していたのだ。ここ1〜2週間で芽が膨らみ、葉を展開して来て一安心。そう言えばこのブログを始めてから1度も葉を展開していないような気がして、だとすると間隔は8年以上になるので、検索にかけてみたら、2012年7月9日に本種が展葉したとのブログ記事があった。丁度7年振りで、植物の方がちゃんと育つべき時を心得ているということで、改めて感心した次第。私がソテツを担当して5回目か6回目の展葉ということだ。ザミア科で南アフリカ原産。DSCF7370.jpgDSCF7372.jpg次は10月1日に催芽を開始した球根ベゴニア(Begonia x tuber-hybrida)。球根を貯蔵していた冷蔵庫の野菜室の温度コントローラーが壊れていたらしく、貯蔵箱を開けたらどの球根も芽が3~5cmも伸びていて焦った。5~6℃であるべき所が10℃位だったのだろう。急遽、冷蔵庫の修理も頼んだが、球ベゴには手遅れ。モヤシになった芽を光に慣らして、2週間でようやく普通の芽らしく成ってきた。もうそろそろ鉢上げも迫られる生育具合で、このままだと12月早々から咲き始め、正月には満開になってしまいそうだ。球ベゴを何年もやっていると、時々こういうトラブルに見舞われ、あれこれ対応を迫られる。問題は正月になって始める2回目の催芽分で、もう伸びてしまった球根も多いので、傷まなければいいがと神に祈る思いである。シュウカイドウ科で原種の原産地はアンデス。DSCF7345.jpgDSCF7357.jpg次は花菖蒲(Iris ensata cvs.)、加茂花菖蒲園に秋に植え替えても大丈夫ですよと言われ、これ幸いと暑さを避けて秋にしたのだ。しかし植え替え途中で9月の台風に見舞われ、終了は遅れてしまったが、何とか伸び始めたようだ。ハナショウブと言っても昔の肥後花菖蒲のコレクションを温室の裏で細々と維持しているだけなので、減る一方だ。アヤメ科で日本原産DSCF7343.jpg最後は満開のタイワンツバキ(Gordonia axillaris)を再録。いまが見頃でよく咲いている。ツバキ科で中国、台湾原産。DSCF7339.jpgDSCF7336.jpgDSCF7341.jpg

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