カカオ、ストロベリーグワバなど

果樹温室ではカカオ(Theobroma cacao)の花が満開だ。とは言っても直径1cm程の小さな花なので、注意しないと見逃してしまう。早くも小さなカカオが付いている枝もあり、これから一気に果実が増えるだろう。アマゾン原産で今はアオイ科に分類される。DSCF7194.jpgDSCF7196.jpg次はミカン科のシロサポーテ(asimiloa edulis)。今年は豊作だが、なかなか美味しく熟さない果樹なので、今年こそは上手く完熟させて美味しい実を食べてみたいものだが、なかなか難しい注文だ。柔らかくなったと思ったらたちまちグズグズになってしまうし、枝から落ちてベッチャとなってしまう。そんな実でも余り美味しいと感じたことはない。メキシコ原産。DSCF7197.jpg次はバナナ温室裏のフェンス沿いに植えてあるストロベリーグワバ(Psidium cattleyanum)とキミノバンジロウ。前者の方が小さく、びっしり成っているが、余程完熟させないと酸味が強くて甘味に勝ってしまう。味としては実が倍位大きい黄実のキミノバンジロウの方が美味しいが、昨日味見したらこれも酸味が強くて今一だった。本当に落ちる直前まで樹上で完熟させる必要がありそうだ。フトモモ科でブラジル原産。そんなこんなで全然収穫しないもので、1週間もすると木の下は落ちた実の山となる。DSCF7222.jpgDSCF7219.jpgDSCF7217.jpgDSCF7225.jpgDSCF7223.jpgバナナ温室では台湾バナナ「仙人蕉」(Musa acuminata 'Senninsho')の房が多く、ご覧の通り。今年は非常に順調だったのだが、先の台風で天窓が漏電し、猛暑の2日間天窓を開けられなかったので、上の方の葉が手ひどく日焼けしてしまった。ここに来て枯れた葉先などを切っているが、葉が半分駄目な株も多く、困ったものだ。最後はタイの小型バナナでクルアイ・ナムワー・コーム(Musa x paradisiaca 'Kluai Namwa Khom')。小型ビルマバナナとラベルを着けてあるが、非常に強健で生育旺盛、次から次から、周年実をぶら下げている印象がある。系統的にはバルビシアーナの血が濃いABBである。DSCF7107.jpgDSCF7110.jpg

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 5

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス ナイス ナイス
ガッツ(がんばれ!)

この記事へのコメント

ZENSHOJI
2019年10月07日 19:46
先日バナナワニ園を訪問した際、この品種かはわかりませんが、分園の最後にある休憩室でバナナ入りのパフェを頂きましたよ。
おいしかったです。

・・・また記事に関係のない相談で本当に申し訳ないのですが、急を要するので許してください。
小さな Mammillaria luethi の様子に思うところあって抜いてみたら、根腐れが疑われる状態でした(https://bit.ly/2IuWbzR)が、luethi 自体がぷにぷに柔らかいので、本当に根腐れなのか確信が持てません。
ご覧になって助言を頂けないでしょうか。
学芸員
2019年10月08日 17:51
ZENSHOJIさん、大丈夫ですよ。腐っていません。根先が少し枯れていますが、問題ありません。そのまま植え込んで管理して下さい。
ZENSHOJI
2019年10月09日 10:32
学芸員さん

ありがとうございます・・・!

全ての根っこの先端が赤くなっていますが、この状態は根腐れではないのですね。「やってしまった・・・!」と思っていました。こういった知識をどんどん積み上げていくことが必要ですね。

クロランタの時にも根腐れのことをお聞きしましたが、最近はよくサボテンのにおいを嗅いでいます。そうすると、土臭さというか、きゅうり臭さというか、そういった臭いがする鉢とそうでない鉢があります。こうして抜いてみた株はみな臭いのする株でした。やはり臭いのするサボテンと無臭に近いサボテンというのが品種によって違うのでしょうか?
学芸員
2019年10月10日 18:30
ZENSHOJIさん、サボテンの臭い、私は気にしたことはありません。ただ腐っていれば特有の臭いがありますからすぐ判ります。
ここをメール代わりに使われると面倒なので、今後は研究室あてメールして下さい。
wanien@fork.ocn.ne.jp
ただ物事を質問する時、ちゃんと本名を名乗って下さい。