パパイヤあれこれ

黄色い鈴生りのパパイヤ(Carica papaya)が一際目立つパパイヤ温室、ブラジル原産の原種のカリカ・ケルシフォリア(C.quercifolia)の縞々の実も熟してきた。木はやたら元気なのだが、果実は指先1関節程の大きさで、グミの親分みたいものだ。画像の3枚目が普通のパパイヤの結実風景DSCN1445.jpgDSCN1444.jpgDSCN1465.jpgDSCN1448.jpgDSCN1450.jpgもう1つ原種でユカタン半島に自生するカリカ・メキシカナ(C.mexicana)も植わっており、10円玉大の果実がびっしり実っている。ただ困ったことに、パパイヤは虫媒花で、蜂が花粉を気ままに運ぶため、食用の品種とメキシカナが雑交して、こぼれ種で両者の中間タイプが出来てしまうのだ。それがここで紹介する画像で、ピンポン玉大から野球ボール大の果実が鈴生りになるのだが、実が小さすぎて使い物にならない。あくまでも観賞用ということだ。最初の2枚がメキシカナの結実風景、次の3枚がパパイヤとの雑種だ。DSCN1455.jpgDSCN1457.jpgDSCN1451.jpgDSCN1453.jpgDSCN1460.jpgパパイヤの場合、ハワイから輸入されてくる品種のソロは、両性花の株だけ残して収穫するため、1本でも収穫出来るし、単品種栽培だから雑交の心配はない。ところが当園のように色々な品種を植えておくと、虫が飛び回って花粉を運び、穫れた果実はその品種なのだが、その実生は全て雑種になってしまって、品種保存はほぼ不可能だ。それを目に見える形で証明しているのが、このパパイヤとメキシカナの雑種ということだ。だからパパイヤ温室の維持は、毎年品種物の苗や種を買って育苗し、自家産の種子を播かないというのが本来の行き方なのだ。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 10

なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
ナイス ナイス ナイス

この記事へのコメント