ヒッペアストラム・レジーナエ

我が家でアマリリスがあれこれ咲き出して、せっせとリビングに飾っている。最初は小森谷さんのトランペット・ルージュ(Hippeastrum hybrid 'Trumpet Rouge')。毒々しい程の赤でラッパ咲き。強健で繁殖も旺盛だが2輪咲きなのが玉に瑕。でも本当に良い色だ。次は三宅さんの代表種赤だるま(H.hybrid 'Aka Daruma')。コンパクトでこれも素晴らしい品種。私はこれを親にして緋色の素晴らしい花を作出した。DSCN2344.jpgDSCN2349.jpg3番目が今日のテーマで、ラベル落ちになってしまい、私が仮にミニアータム(H.miniatum)と同定しておいたもの。画像では朱色っぽいが、実際は緋色でとても良い色だ。昨日から、本種の導入がどういう経緯だったか調べてみたが、どうやら2006年6月24日にフルジダム(H.fulgidum)として導入した植物のようだ。今日、フルジダムもミニアータムもレジーナエ(H.reginae)のシノニムとされているので、本種をレジーナエと同定するのが正解のようだ。レジーナエは昔から導入を希望していた原種の筆頭で、江戸時代に導入されジャガタラスイセンの和名を付けられた植物なのだ。これまでレジーナエと名の付いた球根は何度か導入したが、いつも違った花が咲いてガッカリの連続だった。それがこんな所で、本物を確認するとは皮肉なものだ。ちなみに2輪の画像は左がレジーナエで右が赤だるま。DSCN2346.jpgDSCN2350.jpg次はブラジルの植物学者橋本梧郎先生が2008年2月、ダムで水没するセテカダス(Cete Cadas)で採集し、坂嵜氏を通じて私に同定を依頼されたアマリリス。私は一応ペティオラータム(H.petiolatum)と同定して坂嵜さんにお知らせしたが、どうやら先生の生前には間に合わなかったようだ。小型で花付きの良い良種だが、我が家にあった香港の知人から来た系統とは少し印象が異なる。それも追々咲いて来るだろう。DSCN2429.jpgDSCN2432.jpg最後も坂嵜さんがブラジルで採集し、お土産に下さったアマリリスで、花だけみると初期の交配種のジョンソニー(H. x johnsonii)のようだが、葉が青白くて明らかに異なる。氏も完全に野生品だと言う。さてどう調べたものか。アマリリスはこんなトラブルばっかで、同定は本当に難しい。DSCN2433.jpg














































 











































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この記事へのコメント

あきちゃん
2020年04月21日 20:21
 アマリリスの珍しい花を見るととても嬉しくなります。私の最も好きな花で、我家のは今年は多く咲きそうです。世知辛い世の中ですが、ガーデニングをしていると心が落ち着き癒されます。ブログを、いつも楽しく見させて頂いています。
学芸員
2020年04月22日 08:27
あきちゃん、書き込みありがとう。これから我が家もアマリリスが多くなりますが、今年はサボテンを優先してアマリリスの植え替えをサボったため、傷んだ株もそのまま。これから手入れが必要です。どうも鉢中にトカゲが多くて、これが悪さをするようです。