クリナムなど
中庭でクリナムの先陣を切ってクリナム・ブルビスペルマム(Crinum bulbispermum)が咲き始めた。白っぽく咲き始めて、段々ピンクに染まって行くタイプだ。周辺にはこぼれ種で無数の実生苗が出ているが、いつも草刈機で芝生と一緒に刈ってしまう。ヒガンバナ科で南アフリカ原産。草刈機でも大丈夫なのが、最近園内各所で咲いているヘルベルティア・ラフエ(Herbertia lahue)で、それこそ播いた覚えもないのに芝生各所に生えてくるのは、私らが知らずに種を運んでいるのだろう。アヤメ科でブラジル原産。



入口、ワニ池横では青い花が素敵なアリステア・マジョール(Aristea major)が咲いている。その横ではディエテス・ロビンソニアナ(Dietes robinsoniana)もあって目立つ白花を咲かせている。共にアヤメ科で、前者は南アフリカ、後者はオーストラリア原産。



入口花壇横では春咲き球根の最後、オーニソガルム・ドゥービウム(Ornithogalum dubium)が咲いてきた。実生繁殖の容易な黄花タイプだ。これはキジカクシ科で南アフリカ原産。研究室裏ではニワゼキショウの仲間、シシリンチューム・ストリアータム(Sisyrinchium striatum)が咲き始めた。アヤメ科でチリ原産。


温室では小型アマリリスのエイセア・ブルーメナビア(Eithea blumenavia)が満開。可愛い花だがこの色しかないのが残念。ヒガンバナ科でブラジル原産。その頭上では赤花のクジャクサボテンの元祖的なヘリオセレウス・シンナバリナスの類似種(Heliocereus sp.aff.cinnabarinus)が咲いた。7年前に導入以来、中々咲いてくれなくて、まともに花をみるのは初めてだ。サボテン科でガテマラ原産。





















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