モランガヤのこと

私が大学を卒業した1973年頃、英国でアシントニアというサボテン雑誌が創刊され、その記事の中にカリフォルニア半島に自生するモランガヤ・ペンシリス(Morangaya pensilis)という植物の記事が載っていた。勿論、これは新属であり興味をそそられた私は、後年、カリフォルニア半島を一人旅した時、見たい植物の候補に本種があったのは当然の事。カリフォルニア半島の先端部という記憶があったので、そこで刺物の紅珠丸(Ferocactus townsendianus)や蓬莱宮(Mammillaria schumannii)、また偶然にペニオセレウス・ストリアータス(Peniocereus striatus)の結実株などを発見したが、残念ながらモランガヤは見つけられなかった。このモランガヤ、実はエビサボテンと呼ばれるエキノセレウスの植物で、当時の細分主義がこんな学名を生んだのだろう。ペンシルエビという和名もあったと思う。以来40年、たまたまサックシードのリストで本種を見つけた私は喜んで購入、キリンウチワ接ぎで育て、昨年から咲くようになった。長年の思い入れがあって初開花の時は大いに期待したが、ご覧の通りの花で派手さも無ければ豪華さもない。それに加えて花付きも悪く、昨年2輪、今年も多分2輪で終わりそうだ。私にとっては何とも期待外れな結果で、残念至極ということ。DSCN3940.jpgDSCN3885.jpgDSCN3883.jpg柱の類ではカマエセレウスの新種(Chamaecereus luisramirezii)がまた咲いた。正に白檀のミニサイズで、果たして種を分ける必要があるのかと思われる程度の違いだ。同じく柱っぽい種では金晃丸(Parodia leninghausii)が咲いた。大きな花でとても見応えがある。現在はパロジア属に統合されているが、私等の年代はエリオカクタスで親しんでいた植物だ。共にボリビアやアルゼンチンの産。DSCN3948.jpgDSCN3951.jpgDSCN3945.jpgDSCN3947.jpg温室のアマリリスでは私の交配したエレガンスxパロディー(Hippeastrum elegans x H.parodii)が満開だ。クリーム色、長ラッパ状花。花筒の長い同士の交配なので、子供もそのタイプ。両親は弱って咲かないが、息子達は元気だ。ビッタータム(H.vittatum)の最後の花が咲いている。トラウビー変種のドラニアエ(H.traubii var.doraniae)も良く咲いている。DSCN3825.jpgDSCN3920.jpgDSCN3827.jpgDSCN3819.jpgDSCN3923.jpgDSCN3824.jpgDSCN3822.jpgベランダでは白花大輪のアッツザクラ(Rhodohypoxis baurii)が満開だ。春咲き球根では最も遅い口で、これが終わると春の花もいよいよ終わりということ。キンバイザサ科で南アフリカ原産。DSCN3904.jpgDSCN3907.jpg

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