ソテツの球果、新芽など

今年初めてセラトザミア・ミランダエ(Ceratozamia mirandae)の雌球果が出てきた。1994年頃からメキシコのラウー氏は山取りのセラトザミアの種を何度か送ってくれたのだが、最初はプルモーサ(C.plumosa)の名で来て、次はノルストギー(C.norstogii)だったと思う。産地は同じで、後年ここの産地のセラトザミアがミランダエとして記載されたので今はミランダエの名にしてある。残念ながら苗は沢山あっても花の出たのはこの1番大きい尺鉢の株だけで、次のサイズはまだ当分開花しないだろう。昨日書いたマツダエのような例は極めて珍しいのだ。その横にはセラトザミア・クエステリアーナ(C.kuesteriana)の尺鉢も雌球果を2つ出しているが、これも雄株がなかったはずだ。以上はメキシコ原産でザミア科。大鉢植えの株ではエンセファラートス・マニケンシス(Encephalartos manikensis)に雄花が出てきた。20号鉢植えにして45年も経つ巨大株で、多分初めてのはずだ。このような巨大株は、鉢植えだとゴボウ根が出来ないので、サイズは殆ど植えつけ時から変わっていない。葉はちゃんと毎年更新しているのに、全然徒長しないのが面白いところ。これは南アフリカ原産でザミア科。DSCN5949.jpgDSCN5948.jpgDSCN5946.jpgDSCN5935.jpg南アフリカのオニソテツ類ではフェロクス(Encephalartos ferox)が新芽を展開した。ヒルデブランディー(E.hildebrandii)も茶色い新芽を伸ばし始めた。その手前はブバリヌス(E.bubalinus)の雄球果。白いには花粉だが、カイガラムシも多く、集中的に消毒した。この温室は今年2度目の旧葉切り作業をしたが、狭いし、刺は痛いしでいつも泣かされる。大量に出した葉も痛くて、皆に申し訳ないので、ダンプに積み自分で焼却場に運ぶのもお定まりになっている。それくらい傍迷惑ということだ。後で気が付いたら、まだ切りたいのが数株あって、それはこの次。DSCN5951.jpgDSCN5953.jpgメキシコで最大になるソテツはディオーン・スピヌローサム(Dioon spinulosum)だが、そのタイプで葉に軟毛がはえるルツェドウスキー(D.rzedowskii)もちょうど新芽時。まだ小さい株だが、これが大きく成ったらどうしよう。これもザミア科。タイやベトナムのサイカス・シンプリシピンナ(Cycas simplicipinna)右側やミコリッチィー(C.micholitzii)左側も花芽が出て、これは交配済み。結局、毎年収穫出来る種は限定される。これらはソテツ科。青白い葉は南アフリカ原産ザミア科のエンセファのラナータス(E.lanatus)。ヒロハザミアの陰になって弱り、心配していたが新芽が出て一安心。DSCN5957.jpgDSCN5956.jpgDSCN5960.jpg屋外では、展示室前の小花壇で中国原産サイカス・パンジーファーエンシス(Cycas panzhihuaensis)の雄花が大きく成ってきた。クリーム色で面白い球果だ。ソテツ科。その並びではメキシコから来たザミア科のディオーン・エドゥーレ(Dioon edule)の新芽が展開し、受精した球果と並んでいる。パンジーファーエンシスと同時期には土手のタイワンソテツ(Cycas taitungensis)が咲くのもお定まりで、今雄花が大きくなりつつなるソテツ科。。DSCN5961.jpgDSCN5964.jpgDSCN5965.jpgDSCN5968.jpgDSCN5969.jpg最後はオーストラリアのレピドザミア・ペロフスキアナ(Lepidozamia peroffskyana)。根元から子株を出し、生育はますます旺盛。ザミア科。DSCN5972.jpg

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