スイレンなど
この梅雨の時期、スイレンは雨が降っていてもちゃんと咲いてくれるから嬉しい。私はスイレンも普通の赤玉土の培養土で植えるため、空気を含んだ根が鉢に回ると浮力が付いて、プラ鉢が倒れたりする。植え付けの時、底に鉢ガラなどを入れておくと問題はないのだが、後から思い出したりして後の祭り。とにかくスイレンは生育が旺盛で、どんどん追い肥も必要だ。昨年購入した苗は3号のポットに粘土で植わっていたが、余程肥えた土だったみたいで、花も5割方大きく咲いていた。だから基本、重い肥料分を沢山含ませた荒木田などに植えるのが定石なのだろうが、我が家は面倒がって誤魔化してしまうため、大きく咲かないのだろう。濃いピンクがブルズ・アイ(Nymphaea hybrid 'Bull's Eye')、ピンクがカペンシス・ピンク(N.capensis 'Pink')。
紫がタンザナイト(N.hybrid 'Tanzanite')、白がカペンシスの白系(N.capensis hybrid)、
そして小型の紫式部(N.micrantha hybrid 'Murasaki Shikibu')。赤は温帯性のレイデケリー・ローゼア(N.hybrid 'Laydekeri Rosea')だ。スイレン科でカペンシスやミクランサはアフリカ原産。100円バケツに植えた小型ハス(Nelumbo nucifera)粉松球にもボツボツ花芽が出てきた。季節はあっという間に進んでいるということだ。

alt="DSCN5814.jpg" height="480" border="0" width="640">温室では多肉のマツバボタン、ポーチュラカ・ウェルデマニー(Portulaca werdermannii)が満開。白い毛の生えた茎葉と花の対比が美しく、園芸植物としても上等だ。スベリヒユ科でブラジル原産。この間キリンウチワに接いだ苗も動き始めた。これはカマエセレウスの新種、ルイス・ラミレシー(Chamaecereus luisramirezii)を接いだものだ。群開風景を友の会報の表紙に使いたくて、せっせと接いで殖やしている。ボリビア、アルゼンチン原産。











この記事へのコメント
今季、大阪の咲くやこの花館では、入場しなくても睡蓮や蓮を楽しめるように、館外の浅い人工池で展示しています。
コロナウイルス感染症の影響でしょうが、横を通るのが楽しみになっています。