グラジオラス・カルミネウスなど
我が家のベランダでグラジオラス・カルミネウス(Gladiolus carmineus)が咲いた。導入してもう10年になるだろうか。ようやく栽培のこつがわかり、順調に花が咲かせられるようになった。袋に入れて貯蔵しておくと。彼岸頃には芽が伸び出してしまい、本来の生育ではなくなってしまうのだ。そこで今年は8月のうちに植え込み生育を待った。早植えすると、今度は全然芽が出て来ないでイライラ。1ヶ月位して発芽を始め、10月になってようやく1番花が咲いた。丁度今4本の花茎が同サイズで10cm位伸びており、その低い位置で1輪ずつ咲いて来るのだ。花の美しさ、艶やかさとは裏腹の、ちんちくりんな株姿が本種の特徴で、花のあと出て来る葉も1枚でちっとも大きくならないのだが、何故か球根は夏咲きのグラジオラスみたいに大きくて立派に育つのだ。アヤメ科で南アフリカ原産。
同じベランダではチリ原産のヒガンバナ科球根、ロードフィアラ・ビフィダ(Rhodophiala bifida)も良く咲いている。1球から2本花が出るようになると、花期が倍に延びるような印象だ。
サボテンでは刺物の龍眼(Ferocactus viridescens)が咲いて来た。春に次いで2回目の開花だ。次は夏から秋に花が多い光山(Leuchtenbergia principis)が咲いている。

有星類のチューレンセ(Astrophytum myriostigma 'Tulense')も花が多い。

象牙丸(Coryphantha elephantidens)は相変わらずで、白刺と紅花。マミラリアではこれも秋咲きの蓬莱宮(Mammillaria schumannii)が咲いてきた。春に植え替えてから根張りが悪く心配していたのだが、秋の開花期になったらしっかり根が張っていて安心。

最後はギムノカクタスの黒槍丸(Gymnocactus gielsdorfianus)。群生株が一斉に咲いた。以上はメキシコのサボテン。最後はチリ原産、コピアポア・エスメラルダナ(Copiapoa esmeraldana)で、これも周年ポツポツ咲いてくれる種で、温室の賑やかしには良い。














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