プヤ・チレンシスが開花

心待ちにしていたプヤ・チレンシス(Puya chilensis)がこの暖気に合わせるように一気に咲いて来た。朝は1輪だったが夕方までには3輪が開いて来た。本種は1980年にドイツの種子業者ケーレスから種子を導入し、今年で実生31年目。入口園内看板の横に植えてある。パイナップル科で最大の植物、電信柱のような巨大な花を咲かせるプヤ・ライモンディー(P.raimondii)に次ぐ大きさの植物で、カリフォルニアのハンチントン植物園で私は直径3mもある群生株を見たことがある。ここの株も1つの株が生育につれて4頭に分頭しており、その1つに花芽が出たということで、幹の長さは葉の付いている部分まで1.8mもある。現在、この花の出た株の径、葉の広がりは1.7m位だろうか。このプヤ・チレンシスの花序、最初は棒状だったのが、段々棍棒状に太ってきて、今は苞が展開し、花序が枝分かれして、その根元の方から花が咲き出したのだ。メジャーを当てて計ってみると花の長さは6cm、直径は3.5cm位だ。花序の部分は長さ60cm程あり、明日で3輪、それ以後毎日花数が増えて、1週間位で満開になるかも知れない。ただ開花している場所が、駐車場の土手の上なので、花は地上4m位の位置で咲いており、高さ2.7mの脚立に乗って、丁度花が目の前に見える位置なのだ。兎に角31年前に開花を夢見て実生した私にとっては、夢が叶いこんな嬉しい事はない。チリ原産。実は、ドイツブロメリア協会の最新会報の表紙に最近ボリビアで発見されたチレンシスの近似種プヤ・ホクセイー(P.hoxeyi)の満開風景の写真が紹介されており、その寄寓さに驚いている。花序の枝の基部にしか花の咲かないチレンシスと、枝先まで咲くホクセイー、これが主たる違いだ。花はそっくりだ。DSCN2576.jpgDSCN2574.jpgDSCN2571.jpgDSCN2530.jpgimg20210206_14131912.jpgちょうど売店横ではデウテロコニア・ロレンツィアナ(Deuterocohnia lorentziana)が緑色の花を咲かせており、このプヤのライムグリーンだかライムイエローの花色との類縁性を感じさせ面白い。こちらはアルゼンチン原産。DSCN2579.jpgDSCN2583.jpg1号温室ではトックリアナナスの斑入り品種アズテック・ゴールド(Aechnea recurvata 'Aztec Gold')の1番花が咲き始めており、これから次々と咲いて来るだろう。楽しみな春である。本種はブラジル原産。DSCN2590.jpgDSCN2588.jpgDSCN2592.jpg1号温室の裏でカンプトセマ(Camptosema grandiflora)の花が1輪だけ咲いたと以前書いたが、今日行ったら花が落ちていたのでその画像を添える。オウムカズラ(Mucuna bennettii)と較べたら随分小さい花だ。マメ科でブラジル原産。DSCN2595.jpg

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