ヘラクレスカラーの定植など
1号温室で、秋に友の会のFさんから寄贈されたヘラクレスカラー(Zantedeschia aetiopica 'Hercules')が咲いて来たので中庭に定植した。カラーの大型品種だからヘラクレスという強そうな名前がついているのだが、今後中庭での繁殖を期待しよう。サトイモ科で南アフリカ原産だ。

その近くではイワタバコ類も咲き始めた。今年は球根ベゴニアの終わりが早く、2番手の育苗が追いつかず、棚の上が寂しかったのだが、ようやく色が見えるようになってきた。最初はブラジル原産のイワタバコ科でシンニンギア・マクロポダ(Sinningia macropoda)とカージナリス(S.cardinalis)。そしてメキシコ産のスミシアンサ・ラウーイ(Smithiantha laui)も咲いて来た。



南アフリカ原産の球根植物でベルセミアのクリーム花品種レモンフレーム(Veltheimia bracteata 'Lemon Flame')も咲いている。例年は暮れのうちに咲いた記憶があるが、今年は遅かった。清涼感のある良い色でキジカクシ科。
エアプランツのコーナーではトックリアナナスの仲間が花期を迎え、次々に花を上げている。最初はトックリアナナナスの大型タイプ(Aechmea recurvata 'Large form')。丈夫で良く殖え、ボリューム感タップリだ。斑入り品種のアズテック・ゴールド(A.recurvata 'Aztec Gold')も一斉に花が上がって来ている。頭の上で咲いている赤紫花のランはオーストラリア原産のデンドロビウム・キンギアナム(Dendrobium kingianum)。暖かい日には香りが強烈だ。最後はトックリアナナスとエクメア・コマータ(A.comata)の交配種でコバータ(Aechmea hybrid 'Covata')だ。これも丈夫でよく殖える。














この記事へのコメント
今後、年を経るにつれて、葉も花もそのサイズを大きくしていくと思います。
我が家周辺の冬の最低気温は、零下5℃になりますが、地植えで問題無く育っています。
地植えにされると、一気に増殖が進むと思いますよ。
驚いたことに昨日、我が家の庭でもうカラーが咲いていました。早いですよね。例のカタクリも芽が出ています。