イワレンゲに花?

私は国産の多肉植物には手を出さなかったが、イワレンゲ(Orostachys iwarenge)の斑入り園芸品種「富士」と「鳳凰」は奇麗なので、知人に分けていただいてずっと維持している。この仲間は花が咲くと枯れてしまうので、それを予防するため、毎年春、ロゼットが展開し終わった頃に株の根元で切って挿し木更新する。残った下部が大きければ小株が出て殖やすことが出来るし、実際そうやって斑入りは殖やすのだ。ただ同じイワレンゲの斑入りでも白斑の富士は小吹きが悪くなかなか殖えない。黄斑の鳳凰は沢山子が出るが、斑入りの程度に変異が多く、毎年良い斑柄を選んで残さないとたちまち緑の強い、斑柄の弱い株ばかりになってしまう。ということで挿し木した頭は根も更新され、株も奇麗になって観賞上も奇麗でよい。それに花が咲く心配がないので、安心していられるのだ。ところが今年は富士と鳳凰それぞれ1株ずつに花芽が着いてしまった。沢山ある鳳凰は1株位構わないが、手持ちの少ない富士はこれが駄目になると問題だ。多分挿し木の時期が遅くて、株が充実した後だったので、挿し木更新の意味がなかったのかも知れない。今芯を止めれば開花せず、子株が出て繁殖につながるかも知れないが、奇麗な斑入り個体の開花も見てみたい気がする。悩ましい問題だ。ついでにカラフルな我が家の花を再録する。満開状態のロードフィアラ・ビフィダ(Rhodophiala bifida)とベッセラ・エレガンス(Bessera elegans)だ。ベッセラがこんなに沢山咲いたのは初めてで、球根も100球以上に殖えている。来年は大量に分譲しないと持て余しそうだ。温室は潅水後で湿気が充満しており、出入り口を開放してもレンズが曇ってしまった。刺物の竜眼(Ferocactus viridescens)とテロカクタスの眠獅子(Thelocactus phymatothelos)、そして定番の象牙丸(Coryphantha elephantidens)だ。どれもメキシコ原産。眠獅子は今日ではリンコネンシス(T.rinconensis)などに統合されてしまい、あまり見ない名前になってしまったが、かつて生育の遅いテロの代表みたいに解説されていたのを思い出す。実際生育は遅く、あまり大きくならない。
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