パラミツを食べる!

先日来、果皮が黄色く変色し匂いを発するようになった熱帯果樹のパラミツ(Artocarpus heterophyllus)を2個収穫した。東南アジア原産、クワ科で1果が20kg~30kgにもなる有名な果樹で、パンノキの仲間だ。これらの実は5kg位だったが、今日はその実を1つ切って試食した。本種はゴムノキの仲間でボンドのような白い樹液が果皮から出るので、好んで切りたいとは思わないが、まだ食べたことのないスタッフのために手袋をはめて切ってみた。幸い、完熟すると樹液も出なくなるようで、それ程嫌な思いもしないで切り分けることが出来た。果肉は種子をくるんでいる黄色い部分で、ばらせばご覧の通り奇麗なものだ。味の話になるが、例えればメロンの甘くない皮に近い部分の食感で、うす甘く、こりこりしてよい香りもある。ただ果物だとは言っても、1つ2つ食べれば十分かなという感じで、パクパク食べようという人間はいない。女性のスタッフの中にはドリアンの臭いを連想する人もいて、勿論食べようとはしない。私はドリアンの匂いを嫌な匂いだとは思わないから、それに似ているかも知れない、本種の香りを臭いとは思わない。フルーティーな良い匂いだと思う。決して鼻をつまむような臭いではない。だが結局、昼食のテーブルに置いておいても、10人余りが食事して、この皿の半分程度は残ったと思う。如何に珍果と言っても、2年振りの試食だと言っても、栽培の苦労や収穫の喜びを知らないスタッフは、味だけで判断するからこういう結果になる。私としては面白くないのは当然だが、植物おたくの喜びを一般人に共有しろと言っても無理なのは当たり前で、だからこのブログのカウントも増えないのだ。
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