ベスコルネリア咲く

本園6号温室の多肉コーナーには、南アフリカ原産、塊根性のデイゴ、エリスリナ・ゼイエリー(Erythrina zeyheri)が植えてあって、そろそろ見頃ではないかと確認に行ってきた。で、こちらの方はもう一息の段階だったが、展望室の外ではメキシコから来たベスコルネリア・アルビフローラ(Beschorneria albiflora)が見頃を迎えていたので、こちらをメインに撮影してきた。本種はメキシコのプラントハンター、アルフレッド・ラウー氏が1983年5月に種子を送ってくれたもので、これ以後、氏と親密な交流が始まり、珍植物を次々と送って下さるようになったのである。初開花は1993年で、当時は種名が同定出来ず、ずっと名無しの権兵衛だったのだが、後年1972年にメキシコの植物学者松田英二先生が記載した種と判明し、喜びを新たにした。なぜなら松田先生は私がメキシコ滞在中大変お世話になった恩師だったからだ。そして、その種が私の30年来の友人であるラウーさんからもたらされたというのも、不思議な縁で、本種は私にとって記念碑的な植物なのだ。現在、花と果実を同時に観察できるのも有り難いところで、本種は園芸植物として是非普及させたいものだ。ベスコルネリア属は現在アスパラガスの属するキジカクシ科に分類されている。次は今日久し振りに開花した木の葉サボテンのペレスキア・ブレオ(Pereskia bleo)だ。昔バンコックの花市場で購入して持ち帰り、黄色い円盤型の果実を沢山成らせて楽しんでいたのだが、ウイルスに罹患したのか、年々作りにくくなり、近年は果実どころか花もろくに咲かなくなってしまった。そこで2年前、一念発起して、本種を挿し木し、大事に大事に育てて、ようやく開花に至らせたということなのだ。ただ今回は友人との約束で、種を採るのが大目的なので、これからが正念場なのだ。中南米の熱帯域原産だ。次はブラジル原産、フクジンソウ科の小型のコスタス・ワーミンギー(Costus warmingii)の花だ。本種は根株を小分けすると花が咲かなくなってしまうし、株分けせずに植え替えると腐り易いしで、なかなか気難しい植物なのだ。実は本園6号温室にもグランドカバー的な意味合いで植え込んでみたのだが、昨日確認したら、どうも花芽は着かなかったようで残念。肥培が条件の1つだろう。最後は1号温室裏で咲き始めたアリストロキア・ガレアータ(Aristolochia galeata)、ブラジリエンシスタイプで耐寒性のある植物だが、便所臭を発するのが欠点。今日も2輪だけなのに臭かったこと。ブラジル原産でウマノスズクサ科。
画像
画像
画像
画像
画像
画像
画像
画像
画像
画像
画像
画像

"ベスコルネリア咲く" へのコメントを書く

お名前
ホームページアドレス
コメント