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ソテツの新芽
ソテツの新芽 分園入り口、スロープの左右でソテツが新芽を展開しはじめた。左手にあるのがタイワンソテツ(Cycas taitungensis)だ。日本のソテツが6〜7月に新芽を出すのに比し、1〜2ヶ月も早い。だからフロリダなどの温暖地で育てると年に2回も3回も葉を展開してたちまち大きくなると言う。このタイワンソテツ以前はタイワニアナ(C.taiwaniana)という学名があてられていたが、タイワニアナは中国本土の植物を記載したものだということが判明し、近年自生地の大東にちなんでタイトゥンゲンシスと新規に学名を与... ...続きを見る

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2012/05/20 10:32
緑色の花
緑色の花 画像の緑色の花を着けているのはパイナップル科のデウテロコニア・ロ−レンツィアナ(Deuterocohnia lorentziana)である。以前はアブロメイティエラ(Abromeitiella)という属名で呼ばれており多肉植物愛好家にファンの多い、刺の痛い地生の多肉ブロメリアの1種。大きな群生株に仕立てるとそれは見事。自生地はアルゼンチンの高度2000m以下の高地。岩場に見られ、岩の割れ目に根を降ろし1抱えもあるようなこんもりと丸い群生株になる。カリフォルニアのハンチントン植物園に行くと、巨大な... ...続きを見る

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2012/05/19 11:53
ペレスキア・グランディフォリア
ペレスキア・グランディフォリア 20年前パラグアイに行った時、イグアスの滝の近くのホテルの庭にあったコノハサボテン、それが写真のペレスキア・グランディフォリア(Pereskia grandifolia)だった。グランディフォリアとは大きな葉の意味で、だから和名はオオバキリンという。本属の中で花を咲かせ易いのがサクラキリン(P.nemorosa)とオオバキリンだが、どちらも強烈な針状刺を持ち、花は綺麗だが、サボテン好き以外の人が安易に触れるような植物ではない。 ところが、私がパラグアイから持ち帰ったこの株にはその痛い刺が一切な... ...続きを見る

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2012/05/18 19:42
春の中庭 Part 5
春の中庭 Part 5 分園のパパイヤ温室から中庭に出ると、先ず目に付くのが赤紫色の葉をした灌木、新芽が実に美しいスモークツリーのローヤルパープル(Cotinus coggygria ‘Royal Purple’)である。欧州原産のウルシ科の樹木で、枝を切るとウルシ科特有の臭気がある。このスモークツリー、新芽時はこんなに美しいのに肝心のスモーク、要するにフワフワの果実はほとんど着けてくれない。逆に今の時期は平凡な新緑でも、見事なスモークになるのが果樹温室寄りに植わっているヤングレディー(‘Young Lady’)という... ...続きを見る

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2012/05/17 19:45
ビャクダン
ビャクダン 分園、香料・香辛料の温室でビャクダン(白檀:Santalum album)の花が咲いている。東南アジア原産のビャクダン科の樹木で、お線香の原料として知られる有名な香木である。「栴檀は双葉より芳し」と言われる栴檀はこの白檀のことだと言われるが、実際の白檀の芽生えには何の香りもない。というよりも、この香料温室に植わっている木の枝や葉を触っても、あのお線香の香りを連想させるような匂いは一切しない。常識の嘘の典型だが、それを確かめようにも熱帯地に行かない限り調べようがないのだから仕方のないことかも知れな... ...続きを見る

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2012/05/16 13:19
コスタス・コモーサス変種ベーカリー
コスタス・コモーサス変種ベーカリー 分園香料温室でコスタス・コモーサス変種ベーカリー(Costus comosus var.bakeri)が咲き始めた。熱帯アメリカ原産のフクジンソウ科の植物である。フクジンソウと言ってもわかりにくいが、以前ショウガ科とされていた植物が分離して独立しただけのこと。この植物、20年前に私がパラグアイから持ち帰り植え込んだもの。花序が赤くて花は黄色く綺麗なので温室の彩りには持って来い。しかも長期間飾れるので植物園としてはとても有り難い。 香料温室に植わっているからには、何か使い道があるのかと聞かれそう... ...続きを見る

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2012/05/15 18:59
イソポゴン・トリデンス
イソポゴン・トリデンス 分園のバナナ温室横の出口を出た階段の下に、当園でも残り少なくなってしまったプロテア科(ヤマモガシ科)植物の1種、小花木のイソポゴン・トリデンス(Isopogon tridens)が咲いている。西オーストラリアの乾燥地に産し、テロペアやバンクシアに較べるとマイナーな存在だが、花時になるとその存在を主張するユニークな花。直径4〜5cmの黄色い花がボール状に咲いて面白い。咲いたあともこのボール状の花序が枯れてそのまま枝先に残り、年々その数が増えていく。 本種は16年前、伊豆高原にお住まいだった飯田久... ...続きを見る

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2012/05/14 18:32
春の中庭 Part 4
春の中庭 Part 4 分園のパパイヤ温室から中庭に出ると、すぐ左側にハゴロモジャスミン(Jasminum polyanthum)が咲いている。かつてサカタのタネを仕切っておられた故岩佐吉純氏が中国から導入して普及したジャスミンの有名種。むせ返るほどの強烈な香りに、思わず振り返ってしまうほど。耐寒性もあり、中国原産でモクセイ科の植物。その隣でカレー色のラッパ状の花を咲かせているのが、花にカレー臭がするカレーカズラ(Bignonia capreolata)。生育旺盛なツル植物で、北米原産のノウゼンカズラ科。さらに果樹温室... ...続きを見る

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2012/05/13 18:57
ミシシッピーワニの喧嘩防止策
ミシシッピーワニの喧嘩防止策 今回はスタッフの山下君から提供のあった話題です。 以前から、分園ワニ放流池で飼育されているミシシッピーワニ同士の喧嘩が問題になっていましたが、良い対策がありませんでした。今回、「流木を入れて仕切りのようにしてみてはどうか?」と言う提案があり、さっそく分園の飼育担当者後藤君の指示のもと、ワニ池内に流木を設置してみました。流木は熱川の海岸に打ち上げられているのを拾いに行ったのです。しかし、普段は良く見かける流木も、いざ捜すとなるとなかなか手頃な形と大きさの木が見つかりません。やっとのことで数本を選... ...続きを見る

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2012/05/12 11:39
オキザリス・ブラジリエンシス
オキザリス・ブラジリエンシス 本種に関しては以前も触れたが、丁度満開になったので今度は画像で紹介する。 オキザリス(Oxalis brasiliensis)と言うと聞こえは良いが要はカタバミの1種で原産地は名前の通りブラジル。カタバミ科である。私にとって本種は恩師飯田先生の想い出の植物の1つ。40年近くも前、先生が綺麗な花だからとポットに鉢上げしているのを見たのが始まりで、ワニ園に持ち込んだのも勿論私だ。この写真の場所は分園の中庭でユッカやダシリリオンが植わっている多肉植物コーナーである。ここに私はあえてこのオキザリスを植... ...続きを見る

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2012/05/12 11:11
カンナ・パテンス「火の鳥」
カンナ・パテンス「火の鳥」 本園、植物園で源泉のすぐ横、ホヤ温室の裏の石垣の上でいまこのカンナが咲いている。どうもこの場所が気に入ったらしく、旺盛に生育してこの時期に満開となる。現在カンナ・パネンス(Canna patens)はダンドクの和名があるカンナ・インディカ(Canna indica)のシノニムとされているが、パテンスの名で導入されたのでそのまま紹介する。この鮮やかな朱色の花の系統は、当園に多数のアリストロキアの種を寄贈して下さった台湾の謝壁堯氏がニュージーランドのクライストチャーチで採集した種子が起源。勿論、ブラ... ...続きを見る

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2012/05/11 18:30
ミニアマリリス
ミニアマリリス 分園1号温室、球根ベゴニアの後の棚でミニのアマリリスが咲き始めた。導入時ヒッペアストラム・ブルーメナビウム(Hippeastrum blumenavium)とアマリリス属の学名で来たためついアマリリスと言ってしまうが、今日本種はエイセア・ブルーメナビア(Eithea blumenavia)とされており、正確にはアマリリスとは呼べない。種子がクンシランの種のように多肉質の粒状で、黒くて扁平なユリのような種のアマリリスとは明らかに異なる。花の直径は4〜5cmで本当にミニサイズである。ブラジル原産でヒ... ...続きを見る

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2012/05/10 18:23
ヘクティア・ルンデリオルム
ヘクティア・ルンデリオルム 今朝、本園のブロメリア温室を通りかかったらヘクティア・ルンデリオルム(Hechtia lundelliorum)が咲いていて驚いた。パイナップル科でメキシコ原産の珍種である。これは1991年、私がメキシコでソテツ類の調査を行った際に持ち帰った植物。元来ヘクティアは乾燥地性の地生ブロメリアで多肉植物コレクターが喜ぶアイテムである。しかし本種は湿潤な岩場から葉をシャワーのように2mも垂らして生育する極めて特異なヘクティア。地味と言えば地味だが、私はこのような生態に驚いて小苗を2株採集して持ち帰った。... ...続きを見る

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2012/05/09 12:21
アキレジア・ロンギッシマ
アキレジア・ロンギッシマ 分園の入り口、スロープの左側土手に黄色い花のオダマキが咲いている。20年以上も前にメキシコのラウーさんが送ってくれた植物で、アキレジア・ロンギッシマ(Aquilegia longissima)というのが正しい学名。一度この付近に植えたら、それ以来こぼれ種で毎年どこかで咲いてその存在を主張する。米国のテキサスからメキシコに分布するキンポウゲ科の植物。花の後ろに突き出た距(キョ)が特別に長いのでそういう意味合いの種名になっている。このオダマキ、園芸の大家を自認する人でも知らない人が多く、何故か西欧の... ...続きを見る

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2012/05/08 19:03
アリストロキア・ウエストランディー
アリストロキア・ウエストランディー 分園パパイヤ温室の外、通路沿いにアリストロキア・ウエストランディー(Aristolochia westlandii)が植えてある。中国原産でウマノスズクサ科のツル植物。ツルとは言っても本種の生育は極めて遅く、開花株を植えてもう10年は経とうかと言うのにツルの高さはせいぜい背丈ほど。地下に大きな塊根を持ち、そちらの生育にエネルギーをついやしてしまうのかも知れないが、兎に角地上部の生育の遅さは尋常ではない。その代わり耐寒性もあって極めて丈夫。ちょうど今が開花期で、直径10cmほどのグロテスクな花を咲... ...続きを見る

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2012/05/07 19:30
ヒポキシス・コルチシフォリア
ヒポキシス・コルチシフォリア 分園1号温室、球根ベゴニアの後でヒポキシス・コルチシフォリア(Hypoxis colchicifolia)が咲き始めた。南アフリカ原産、キンバイザサ科の球根植物で実生7年になる。球根は丁度サトイモのような形と大きさで直径5cmほど。本種の良さは黄色い花が鮮明でとても美しく、しかも次々と花序を出してずっと咲き続けることにある。この2枚の画像は2日の違いしかないが、2枚目の画像では1枚目で咲いていた花序が手前に倒れ、新たに3本の花序が咲いている。絵としては休眠明け1ヶ月で、新芽と花芽が一緒に出ている... ...続きを見る

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2012/05/06 19:18
「フリーセア・ラウイー」について
「フリーセア・ラウイー」について 書き忘れましたが、本種はペルーの乾燥地、高度700mに分布との事。管理はティランジアのカクティコラやプルプレア、テクトルムなどに準ずれば良いだろう。 ...続きを見る

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2012/05/05 18:35
フリーセア・ラウイー
フリーセア・ラウイー 私は30年前にティランジアのコレクションを始めて以来、それぞれの種の花が咲くごとに写真をとっては記録に残し、その数がまとまった1992年の時点でティランジア・ハンドブックを出版した。その後、滝沢さんの協力を得て第2版とも言うべきニュー・ティランジア・ハンドブックを出版したのが1998年だった。以後、新しい種の開花写真が貯まるたびに改訂版を出版する予定だったのだが、第2版の出版以後、新しい花は殆ど咲かなくなってしまった。要するに一通りの種を導入し尽くし、咲かせ易い種は全て咲かせてしまったから、その... ...続きを見る

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2012/05/05 14:23
ティランジア・ダイエリアーナ
ティランジア・ダイエリアーナ 私が初めてこの植物を見たのは1988年5月、カリフォルニア州ビスタのケンツブロメリア農園である。ここでグズマニアの新品種の数々を購入した事は以前にも書いたが、エアプランツの仲間、要するにティランジアで最も印象に残ったのが折から開花中の本種ティランジア・ダイエリアーナ(Tillandsia dyeriana)であった。ケンツファミリーのどなたかがフィールドで採集してきたものと聞いたが、当時ティランジアのコレクションに血道を上げていた私でも入手困難な高嶺の花であった。 その後、何度か生植物の導入に... ...続きを見る

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2012/05/04 18:28
春の中庭 Part 3
春の中庭 Part 3 この時期分園の中庭で目立つのが花壇のポイントポイントに植えてあるイヌコリヤナギの白斑入り品種「白露錦」(ハクロニシキ:Salix integra)。ヤナギ科で日本や朝鮮が原産地。新芽の葉に白い斑が入って実に美しい。当園ではスタンダード仕立てで棒状の幹の上に丸く仕立ててあるので、この時期は花壇のそこここに白いボールが出現することになる。園芸センターに行けば必ず見られる造園樹木だが、スタンダード仕立てをしてあるところに価値がある。新芽の時期が過ぎると普通の緑の葉になってしまい、年に3回も4回も刈り込... ...続きを見る

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2012/05/03 18:36

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