学芸員の独り言

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<<   作成日時 : 2017/09/27 09:11   >>

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世の中はハロウィンという、われわれおじさん世代には縁のなかった祭りが人気を博し,各地でイベントが行われているようだ。ワニ園でもその流れで巨大カボチャ(Cucurbita maxima 'Dills Atlantic Giant')を栽培し、準備を進めてきたのだが、ここに来て展示を完成させた。分園、ワニ園、植物園、各所に飾ってあるが、分園は展示室内だ。重さ60kgもあるカボチャ、アトランティック・ジャイアントを並べ、顔を作って、記念撮影用のかぶり物も用意してある。カボチャは準備で置いただけで、子供達が乗っかって遊び出す始末で、余程面白いのだろう。早速、カボチャや人形に乗らないで下さいと注意書きを置く始末。何だかんだ言ってもカボチャ1つでこんな喜んで貰えるのだから、要は仕掛けということなのだろう。ワニ園も時代に即した展示に次々と挑戦ということだ。次は我が家の下のイリオモテアサガオ(Ipomoea indica)の咲き具合だ。他の植物が枯れて来る頃、本種は更に勢いを増して青い花の絨毯のように木々に覆い被さり、その存在を主張している。今年は2度、温室の下を奇麗に片付け、伸びて来るツルを退治したので、温室との間に3m程の空白地帯がある。しかし、油断するとすぐツルが伸びてくるので、気は抜けない。花は綺麗だが困ったものだ。冬があって、地上部が枯れる日本でもこの有様なのだから、熱帯地域では手の付けられない害草として扱われるのも当然だろう。学名はインディカで東南アジアやインドが原産のイメージを受けるが、本当の原産地はどこなのだろう。これだけ世界各地に伝播してしまうと、最早ルーツは辿れないだろう。最後は何度か話題にした八重のヒガンバナ姫孔雀(Lycoris radiata 'Hime-Kujaku')だが、案の定、生育の遅れていた半分の花茎は蕾が風船状に膨らんだだけで終わりそうだ。16本のうち7本がそんな状態で、毎年の事ながら、折角の美花が画竜点睛で惜しい話だ。
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