学芸員の独り言

アクセスカウンタ

zoom RSS 実生40年ですよ

<<   作成日時 : 2018/02/27 20:00   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 6 / トラックバック 0 / コメント 0

分園中庭の大型多肉植物、多くは私の実生だが、最初のダシリリオン・レイオフィルム(Dasylirion leiophyllum)は1978年の実生だから今年でちょうど40年になる。高さ2m、幅2mで見事な株だ。私が1977年にフィールド調査に行った際、神竜玉(Echinocactus parryi)の自生地の丘で採集した種のはずだ。40年なんてあっという間だ。次はダシリリオン・ロンギッシマム(D.longissimum)とユッカ・トンプソニアナ(Yucca thompsoniana)だが、ロンギッシマムは友の会の顧問だった玉利幸次郎先生の実生苗で5号鉢で1985年入手。ユッカはメキシコのラウーさんから来た種で1983年の実生。だから前者はワニ園で33年、後者は実生35年ということだ。トンプソニアナというユッカは現地では背丈程度にしか育たないのだが、ここは雨量が多く条件が良いので1番大きな株は丈が3mにも達している。ただし今だに花が咲かない。4枚目はソテツをはさんで左側が、1988年にメキシコから葉っぱ数枚の小苗を持ち帰った30年生のノリナ・パルビフローラ(Nolina parviflora)、右側がオーストラリアのススキノキ(Xanthorrhoea quadrangulata)の実生株で、後者は1976年実生のはずだから42年生だ。私がワニ園でどれだけ古い人間か、これだけでもわかるだろう。ススキノキは幹が60cmだから年に1.5cm伸びたということだ。次は入口に鉢で飾ってあるユッカの斑入りだ。一見フィラメントーサ(Y.filamentosa)系のユッカに見えるだろうが、キミガヨラン(Yucca gloriosa)の黄中斑入り品種だ。1昨年大株を頂いた時、折れた根茎がたくさんあったので、鉢に寄せて埋めておいたら、奇麗に生え揃ったということだ。赤い方はクリーム色の覆輪だが、光線が強いと赤ぽくなる。それを地植えしたのが最後の写真で、1996年の導入だから22年だ。だから鉢植えの株も20年でこれくらいに育つということだ。時間は嘘をつかないを証明したような今日の記事だ。今日、ダシリリオンとノリナ、ユッカはキジカクシ科、ススキノキはススキノキ科だそうだ。
画像
画像
画像
画像
画像
画像
画像
画像

月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 6
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス ナイス
ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
実生40年ですよ 学芸員の独り言/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる