夜の女王とアマリリス

昨日は梅雨前の最後の好天ということで、休日をフル活用。フェンスのマキノキを園から借りてきたバリカンで刈り込み、根元のヤブガラシなどを奇麗に整理。その後は乾かしてあった鉢植えの球根の掘り上げ。それでも20種類位は片付いただろうか。あとはプランター植えのスイセンなどが残ってしまったが、仕方なかろう。夜には、今シーズン最後の「夜の女王」(Selenicereus macdonaldiae)が咲いて私の目を楽しませてくれた。実は2輪咲く予定だったが、気が付いたら昼頃蕾が1つ落ちていて、水に漬けたが咲ききれず、1輪だけで終わってしまった。しかしその1輪大きさは最高、今シーズンの最大花で直径は36cmもあった。アマリリスの横に花を置いたので、その大きさがよくわかるだろう。この夜の女王、もう株が老化してしまったので、今度の休みには新しい鉢に枝を挿して仕立て直すつもりだ。1m位の枝を挿せば1年で十分開花株になるので、株の更新は容易だ。3枚目の花はペニオセレウス・クイスマレンシス(Peniocereus cuixmalensis)。同じく夜咲きの柱サボテンで根元に塊根を作る植物だ。ただしこの株はキリンウチワ接ぎで育てたので、塊根はまだないと思う。昔から私はペニオセレウスに憧れていて、花の美しい大和魂(P.greggii)を咲かせるのを今だに夢として持っている。クイスマレンシスの花は直径9cmと小さく、小型種のストリアータス(P.striatus)の花を少し大きくした程度なので余り感激はない。かつて私がメキシコ滞在していた1973年の11月、メキシコ大学の松田先生にいただいたメキシコサボテン誌で本種の存在を知り、クイスマラの海岸を中心に分布するメロカクタス・ドウソニアヌス(Melocactus dawsonianus)を調査がてら本種を捜しに行ったことがあった。結局目当てのメロは見つかったが、本種はありそうな場所もわからず仕舞い。そして今、40年目の開花というこになる。 最後の写真は友の会の山本さんにいただいたペルー原産のピグマエオセレウス・ビーブリー(Pygmaeocereus bieblii )の花。北米物希少種の飛鳥(Pediocactus peeblesianus)などを思わせる球体からディスコカクタスのような香りの良い花を咲かせる趣味家好みのサボテンだ。
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