気難しいとは

以前、ガテマラから観葉植物としてトックリランが大量に輸入されたことがある。当時ボーカルニア・ガテマレンシス(Beaucarnea guatemalensis)の名で扱われたと思うが、トックリランの正しい学名はボーカルニア・レクルバータ(B.recurvata)だ。だからガテマラ産のトックリランの近縁種がこの名前で輸入されたのである。またボーカルニアをノリナの属名で呼ぶこともあって、私にとってこの2つの属はとても分かり難かった。そこで1989年、ドイツの種子業者ケーレスからカタログに出ているノリナの種を全部購入して作り較べてみようと計画したのである。以来25年、唯一開花株まで育ったのがこのノリナ・ロンギフォリア(Nolina longifolia)だった。本の画像などではトックリランみたいな写真も出ていたので、余計本種を確認したかったのだが、トックリランとは全く異なる植物であることがわかって、謎解きは終了した。そして大きくなったノリナ・ロンギフォリアの株を5株ほど現在地に植えて露地植え栽培を始めた。多肉だから水もやらないしほったらかしなのだが、何故か年に1株位の割で幹が腐り、ご覧の様に枯れてしまうのである。既に何回か開花して花も確認しているので、私としては枯れても惜しくはないが、面白くはない。ノリナってこんなに弱いのか!!という印象なのである。実は今年、この横に植えたドンベヤの株に、暑中何度も潅水したのである。しかも遠くからシャワーにしてかけたので、隣のノリナにもかかったはずだ。それで蒸れて腐って来たのかとも思う。でも手前のもう1株は元気だ。ただこれまでも、自然に枯れていった株が何株もあったので、要は気難しい植物なのだろう。乾燥地の植物を湿潤な地で育てても問題無しに育つ例が多いが、この場合のように、バッタリ枯れるという例も多い。基本的に無理をしているから仕方がないのかも知れないが、一見丈夫そうなノリナでもこの様に気難しい面もあるのだと思い知らされたということだ。画像が1枚では寂しいので、昨日剪定したソテツ3株の写真を添える。エンセファラータス・ヒルデブランディー(Encephalartos hildebrandtii)、エ・トランスベノーサス(E.transvenosus)、レピドザミア・ホーペイ(Lepidozamia hopei)の順だ。剪定ついでにベッドの草もとって、友の会総会に向けて大掃除も済ませたということだ。
画像
画像
画像
画像

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 4

なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック