濃密な甘い香り

例年この時期になると、どこからともなく甘くまとわりつくような香りが漂ってくる。勿論、私にはそれがクロツグヤシ(Arenga engleri)の花の匂いだとすぐわかるが、盛夏のやりきれないような暑さの中に漂うこの香りもまた、やりきれないような倦怠感を誘う濃密な香りなのだ。分園のワニ池の縁に池を挟むように2株が植わっていて、その匂いを発しているのだ。昨年、結実した茎や枯れかかった茎を大量に整理したので、今年はほんの1本、2本にしか花が出ていないが、それでも匂いは強烈だ。キンモクセイの匂いをより濃密にしたようなと言えば大体の見当がつくだろう。画像は雄花になる。勿論ヤシ科で日本南部や台湾の産だ。
そのワニ池の周りでは、これも真夏の定番サルスベリ(Lagerstroemia indica)の紅白が奇麗に咲き始めた。これは一才サルスベリの系統で、毎年短く枝を切り詰めても、このように低い位置で奇麗に咲いてくれる。サルスベリは百日紅と書くように、見上げるような木で、花を燃えるように咲かせるイメージがあるが、1輪1輪の花を間近で見るとフリルのある花弁が繊細で、とても素敵な花であることがわかる。中国原産でミソハギ科の花木だが、今年は雨が降らないせいかウドンコ病が出ないで奇麗に咲いている。
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