リプサリスの果実はなぜ白い

私が初めてリプサリスを扱い始めた頃、白い果実を見て「これは実が白いから特徴があって覚えやすいや!」と納得した記憶がある。ところがあれこれ稔らせてみると、どれもこれも白い果実で、かえって色付きの果実が少ないことに気付いた。圧倒的に白実が多くワニ園でも赤い実は黄梅(Rhipsalis rhombea)、九旺星(R.quellebambensis)、鼠尾葦( Lepismium cruciforme)などいくつもない。なぜ白い実が多いかは、それは自然淘汰のなせる技で、白の方が鳥に好まれるなど有利な点があったのだろう。私的には赤い実の方が目だって良いのではないかと思うが、神の御技は不思議が多い。実際、鳥に聞いてみないとわからない話だ。私がメキシコで見たリプサリスは唯一糸葦(R.cassutha)で、湿気の多いカリブ海側などで沢山見たが余り花や実の記憶は無い。枝からシャワーのように垂れ下がっているのを車で通りすがりに見かけて、あーあれだなと思う程度だった。それが写真の1~3枚目だ。4枚目は茎節が極端に短いが、これも糸葦の1タイプだろう。どれも白い真ん丸の果実が特徴的だ。次の2枚は赤い実の黄梅だ。手頃な大きさで、花着き、実着きも良くて、しかも赤いので飾り物として好適だ。茎節自体も赤味を帯びるので彩りも良い。次の九旺星は結構大きな赤い果実で、半年も枝に着いているような気がする。カラフルで面白いリプサリスだが珍種の口だろう。鼠尾葦は私もパラグアイで採集してきたが、茎節は地味で面白味がないが、果実が赤いので結実中はとても奇麗だ。最後の2枚は丁度今開花中の三稜葦(R.cereoides)だがこれも白い実だ。リプサリスの分布は圧倒的にブラジルが多く、ここで名を上げた種でも糸葦以外は全てブラジル原産だ。
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