研究室窓辺の白い多肉Part2

今日も温室洗い。その最中に出版社から電話があり、先に印刷に送った友の会会報原稿に不備があるとのこと。「エッ、そんなわけは!」と思っても実際に編集ミスがあって、原稿を送り直せとの注文にあわてた。現在、友の会会報の原稿はPDF渡しで、出版社はプリントアウトするだけだから、昔のように出版社で気を効かして直すということができないのだ。午前中大慌てで温室洗いに区切りをつけ、昼休みに原稿を開いてみると確かにミスが5個所もある。区切りのラインの入れ忘れ4個所とページ番号ミスだ。早々にPDFを作り直し、速達でUSBメモリーを送った。ネットの宅ファイル便でも送れるはずだが、不慣れなことはしたくないので、速達という古い手段頼りで情け無い。そんなこんなで今日も写真を撮りそびれ、今研究室の多肉を撮影した。いつも目立つダドレアばかりを取り上げているので、今日はその他の多肉だ。最初はアドロミスクスの雪御所(Adromiscus leucophyllus)だ。極めて生育の遅いベンケイソウ科の多肉だが、10年も置いていおけば5号平鉢も一杯になり、今年は株分けで2鉢になった。真っ白で奇麗な植物なので、こうして窓辺で楽しむには好適だ。2つめはクラッスラの稚児姿(Crassula deceptor)。これも育ちは遅いが腐ることもないので年々株が大きくなり、今は5号平鉢一杯だ。花は地味でつまらないが、1年中取っ替え引っ替え咲いているような感じだ。以上2種は南アフリカ原産。3つ目はメキシコ原産、セダムのヒントニー(Sedum hintonii)だ。私はうぶ毛が生えたようなこの植物が好きで置いているが、暑さには極めて弱く、夏越し中に傷むことも多い。この株にも葉先の枯れた部分があって、だから全景は撮らなかった。まあ、アップで見るほど可愛さが際立つので、これでよかろう。次もセダムだが、エケベリアのようなロゼットを作るスアベオレンス(Sedum suaveolens)だ。私は本種が大好きで、花には良い匂いがあるのだが、この窓辺では光線不足で花芽が出ない。温室ならこの3号鉢サイズでもびっしり花を着けるはずだ。最後は白い多肉の定番、エケベリア・ラウーイ(Echeveria laui)だ。昔は本種が窓辺の多肉の主役だったが、今はダドレアにその座を奪われて久しい。日中研究室に誰もいなくて暖房をかけないので、冷涼な気候が好きなダドレアばかりが育って、ラウーイはちっとも大きくならないのだ。だからラウーイは景気のバロメーターのようなものだ。勿論、不景気な時はダドレアの天下ということだ。
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この記事へのコメント

みのり
2014年12月12日 21:11
普段のお仕事も、お忙しいのに、会報のある月は、さらに大変なのですね。今度、届いたら、学芸員様のご努力を、心して、読ませていただきますね。本当に、お疲れ様です。
2014年12月13日 19:37
みのりさん、今回の会報、最後の私がやるべき最終校正をまあ良かろうではしょった結果なんです。矢張り手抜きは駄目ですね。ばたばたしていて、半日の時間が都合できなかった結果です。駄目ですね。

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