キルタンサスなど

今、栽培温室で花の出たキルタンサス・ファルカータス(Cyrtanthus falcatus)をエアプランツの所に持って来て飾ってある。南アフリカ原産、ヒガンバナ科の球根植物だ。これは私の実生だが、中々花が咲かせられなくて、栽培温室の薗田君にも渡して育ててもらったものだ。彼は栽培温室の外にその球根を置きっぱなしにして、冬も雨に当てて管理していると毎年花が出ることを教えてくれた。というより放任栽培の怪我の巧妙で、休眠期は完全断水という球根屋の常識を打ち破ったのである。栽培のノウハウとはこうして蓄積されていくのだ。次は我が家のローマンヒアシンス(Hyacinthus orientalis)だ。ローマンヒアシンスとはかつて天然香料が全盛だった頃、香水原料として地中海沿岸で大量に栽培されていた系統のことで、紫一色だし、花穂の花数は少ないし、観賞用としては貧相な植物だが、丈夫さは一流で、1度庭で根付けば何十年でも生きながらえるのである。だから昭和の初期に導入されたような系統が各地に生き残っていて、今我々のコレクションの対象になっているということだ。何が魅力でと思うだろうが、香り高いヒアシンスの中でも、特に上品で素敵な香りの花の多いのがこのローマンヒアシンスなのだ。我が家には4系統あるが、特にこの画像の株は、大柄でだらしない姿をしているが、香りはピカイチ。私が最も気に入っている系統だ。勿論、ヒアシンス科だ。次は研究室入り口で咲いているラケナリア・カペンシスの白花タイプ(Lachenaria capensis 'White')。ラケナリアは球根が短命で、なかなか維持しずらいものだが、これは導入2年目でも良く咲いてくれた。これもヒアシンス科で南ア原産。続いては先に紹介したトックリアナナス(Aechmea recurvata)のコーナーだ。黄斑入りのアステックゴールド('Aztec Gold')が見事に色付き、実に華やか。でも無地の株の開花姿もまた素敵で奇麗な物だ。赤い花序で黄色い花はエクメア・コバータ(Aechmea covata)。コマータとトックリアナナスの交配種だ。最後はちょうど今咲き出したティランジアの交配種、ベイレイ x イオナンタ(Tillandsia baileyi x T.ionantha)。この両親の子とは思えない程小柄な植物だが、素敵な花を咲かせている。
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