東京カクタスクラブ

先日、東京カクタスクラブから「カクタス東京500号記念誌」と「明日にむかって 東京カクタスクラブ物語」という本が送られて来た。画像の2冊である。自慢ではないが、私はサボテンを趣味としていてもこのような同好会には一度も属したことがないし、冷やかしで出かけたこともない。だから本来無縁なのだが、昨年だか今年、なぜか記念号への寄稿を頼まれたのである。記念号だから広く原稿を募ろうということだったのだと思う。勿論、私に書く義理はないのだが、折角の要請なので、友の会報で使った奇想天外の開花記録の記事で良ければと渡したのである。そしてそれが本になって戻って来たということだ。読んでみるとこれが面白い。ここ10年か20年、私はサボテン関係でこんな読み応えのある本に接したことはなかった。読み物として面白いのである。ということで、昼と言わず夜と言わず、時間があればページをくって読んでいるが、まだ読み終わらない。とにかく面白いから、端から端まで読んでいる。私の記事とは別に、会の歴史の中で1個所だけ私の名前が出てきた。すっかり忘れていたがメキシコのラウーさんを日本に呼んだ時、東京カクタスクラブでのスライド講演会に私が通訳で同行したのである。狭い寿司屋さんの奥座敷でやったと思うが、刺の小林さんにこの時初めてお目にかかったと思う。そんな記録まで収録されているのである。私の尊敬する平尾秀一氏の名前がやたらと出てくるのも嬉しい。会の中枢メンバーだったから出てくるのは当然だが、シャボテン誌が東京カクタスクラブの会誌から独り立ちした前後の裏話など、私の知らないことだらけだ。この会の歴史を現会長の松原氏がお一人で160ページに及ぶ東京カクタスクラブ物語として1冊にまとめられたのだ。お上手な文章で要点を押さえ、各種の記事を引きながら会の歴史を事実に沿って書いておられるのだ。まあ素晴らしい仕事で、これには感服した。かつてサボテン界は平尾秀一、平尾 博のご兄弟がリーダーシップを取り、斯界のインテリジェンスを牽引していた感があったし、実際そうだったと思う。私の恩師、近藤典生教授も一方の雄であったと思う。そしてここに来て再び、私はサボテン界にインテリジェンスを感じることが出来て、それが何よりも嬉しいのである。私は決して、今日までサボテン界を引っ張って来られた方の悪口を言っているのではない。ただ文章を書く能力は別物で、松原氏の文章に読む楽しさを覚えたと言っているのだ。こういう時は良い事が続くもので、3冊目の本はシンガポール植物園で出したショウガ科植物の最新刊だが、ショウガの船越さんのお土産でいただいたばかり。これも良い本で、サボテンの次はこれをじっくり読んでみようと思っているが、これも楽しみだ。
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