青空に球根の花

12月とは思えぬポカポカ陽気に、開花中の球根類も実に瑞々しく元気だ。最初は展示室前に15年来植えっぱなしのモラエア・ポリスタキア(Moraea polystachya)。アヤメ科だ。この写真の株は弁幅が広く大輪で実に観賞価値が高い。いままで気付かなかったのだが、この陽気が味方して豪華に咲かせているのかも知れない。本種は今2代目を大量に育成中なので再来年あたりからもっと賑やかに飾れるかも知れない。秋口からずっと咲いてくれてこんな重宝は球根はないのでもっと評価されてしかるべきかも知れない。次は同じ場所で1番花が咲き始めたオキザリス・ペスカプラエ(Oxalis pes-caprae)。伊豆で野生化した外来植物の1つだが、冬場の道端を明るく彩り、私は景観としても気に入っている。これはカタバミ科。次は人形の頭を飾ったヒガンバナ科のキルタンサス・マッケニー・変種クーペリー(Cyrtanthus mackenii var.cooperi)だ。キルタンサスのマッケニー系の品種はどれも丈夫だが、私が南アから種子導入した本種が、一番丈夫で兎に角良く殖え、こぼれ種でもいつの間にか開花株まで育っているほどだ。栽培温室で大量に作っていて、花が上がると売店でも売るのだが。栽培場所が棚下なので商品化率は悪い。最後は研究室入り口のマッソニア・ピグマエア(Massonia pygmaea)。ヒアシンス科。私が最初に栽培を手がけたマッソニアだが、導入当初は一生懸命種を穫って実生し大量に殖やしたが、主の熱が冷めると植物も繁殖が悪くなるようで、今はかろうじて維持している状態だ。本種の学名に関し、私は当初からピグマエアとしていたが、その後本物のピグマエアを栽培する機会を得て、今は本種の同定に疑問を感じている。以上全て南アフリカ原産の球根植物だ。
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