銀葉樹は倒れなかったけれど

先の台風で中庭の銀葉樹(Leucadendron argenteum)の頭が傾いてしまった。ただ幸いにも主幹はしっかりしており、重たい頭の部分だけが雨に叩かれ、水を含んで傾いてしまったのだ。銀葉樹は南アフリカ原産でプロテア科で唯一大型樹木に育つ種だ。この銀葉樹は3代目で、2代目までは高さ4~5mになった時、春の爆弾低気圧や台風で1発で吹き倒されたので、このような姿になることはなかった。この2株は先頃下枝を整理してすっきりさせたばかりだったので、被害が少なかったのかも知れない。しかし、これらの枝を真っ直ぐ立たせるには余程長い頑丈な支柱を何本も立てなければならず、簡単ではない。友の会の総会が終わったら対策をしようと思うが、その前にもう1つ台風が来そうなので心配ではある。とにかく、生育は早い、材は脆い、枝は柔らかい、葉は水を含みやすいで、日本の環境にこんな不向きな植物はない。しかも自生地より雨が多く、どんどん育つので、こういう結果になる。だから台風などで倒されるのは覚悟の上の栽培で、プロテアの仲間全てに当てはまる事象である。私は50年近くプロテア類の栽培に携わり、多分50種以上は育てて来たと思うが、今ワニ園で生き残っているのは、この銀葉樹2株とオーストラリアのバンクシア1株、テロペア1株、イソポゴン1株の4種5株のみである。あとは全て枯れてしまい、写真と記憶だけが残っている。この仲間の栽培とはそういうものだ。バンクシアの横では斑入りキミガヨラン(Yucca gloriosa 'Variegated form')に花が咲いていた。いつの間に花が出たのか気付かなかったが、もう終わり花もあるので、今日で3日目くらいだろうか。春に友の会の宮崎さんから、この逆斑、要するに中斑の根株をいただき植えてあるが、旺盛に育ち始めたので、数年後には見事な株に育ってくれるのではと楽しみにしている。その近くではショウキラン(Lycoris aurea)の花が咲いている。同じヒガンバナの類でも早咲きのスプレンゲリー(L.sprengeri)はいやって程殖えているのに、本種は何年たってもちっとも殖えず、不思議な気がする。原色の花は私の好みだからもっと殖えて欲しいのだが、こう殖えにくいと、我が家に植えようかという気にもなれない。ショウキランは日本の南部から台湾、中国に分布。
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