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zoom RSS まだ目が覚めないの、球根さん!

<<   作成日時 : 2016/11/21 20:18   >>

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画像は南米の珍花パラモンガイア(Paramongaia weberbaueri)の球根だ。休眠期はティランジアの棚下に置き、こうして管理している。例年11〜12月に発芽して正月前後に開花するのだが、ようやくお目覚めの気配で、2枚目手前の球根に緑の新芽が見えてきた。新芽が見えたら植え替えて潅水を開始するのが管理マニュアルで本種だけは植え替えを焦ってはいけない。幸いというか、今年は球根ベゴニア用の棚がまだ一杯で、これらを並べたくても、まだ場所がないので慌てる必要はない。新芽が2〜3cm伸びてから植え替える位の方が植物のためでもある。ということで、もう暫くの辛抱だ。3枚目の画像は今春、小森谷さんにいただいたブルンスドンナ(Brunsdonna 'Sinsekai')の新世界10球だ。秋咲きのブルンスビギア(Brunsvigia)と秋咲きのアマリリス・ベラドンナ(Amaryllis bella-donna)の交配だから、秋に咲くのが当然と思うのだが、これだけは計算通りに行かない。以前、発芽を急がせたくて潅水を繰り返した結果、かえって根を傷める結果になった例があるので、今回はパラモンガイアのように根気較べをやっている。当然全て開花サイズなのだから、花だけは先に咲いてもと思うのだが、そうは簡単にいかない。この原因は多分、出荷時に球根の太根を全て切ってしまうので、そのダメージが大き過ぎて、根がある程度回復するまで芽を出さないということなのだろう。これらの球根の自生地南アフリカでは、環境がととのわなければ何年も休眠している球根も多いようで、その尺度で見れば数ヶ月の発芽遅れなど、どうってことはないのかも知れない。とにかく球根のご機嫌伺いをしながら育ち始めてくれるのを待つだけだ。これまで何度も痛い思いをして、私も植物の機嫌を尊重するようになったということだ。次の藤色花は展示室前に植えたアヤメ科のモラエア・ポリスタキア(Moraea polystachya)とその鉢植えだが、ようやく実生苗の花数が多くなってきた。古株は9月から咲いているが、実生苗の処女花はやはりこの時期になってしまうのだろう。
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