バナナが元気

暑くなればバナナの季節。生育が加速され、花も続々と咲いて来るし、実も育つ。最初の2枚はタイの品種クルアイ・ナムワー・コーム(Musa x paradisiaca 'Kluai Namwa Kohm)、小型のビルマバナナという意味だ。丈夫で良く育つので株数も大部殖えてきた。青白い果実で、完熟させるととても美味しいのだ。次の2枚はブラジルの品種、プラタ(M.x paradisiaca 'Plata')。本種は寒い時期はまともな実にならないが、夏場は元気だ。これも美味しいことで定評がある。3番目は5枚目でハワイの品種、アップル(M. x paradisiaca 'Apple')だ。ハワイのローカル品種は全てこのアップルでスーパーでもこれしか並んでいない。それくらい美味しいということだ。次は変わり者のセンナリバナナ(Musa chiliocarpa)、実用性のない観賞用の品種で、これは花が出たばかりの所。最後はバナナの直系の先祖、ムサ・アクミナータ(Musa acuminata)だ。大きくなっても親指程度の大きさで種があり、小さい上に種だらけで食べにくいことこのうえない。フィリピンバナナや台湾バナナはアクミナータの3倍体品種で、種としてはアクミナータそのものだ。センナリバナナは別の学名を与えられているが、実際はアクミナータの変わり物だ。先に紹介した3種は、アクミナータとバルビシアーナ(M.balbisiana)の雑種起源とされ、パラディシアカの学名を与えられている。この仲間の特徴は追熟させて皮が黒くなるまでおかないと美味しくならないことで、食べ方を知らないと、ただの不味いバナナで終わってしまう。同系統の沖縄のシマバナナがまさにこれで、本土の人は美味しく食べる方法を知らないため、この品種が本土で売られることはないのだ。
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この記事へのコメント

みのり
2017年07月20日 19:52
こんばんは。毎日、暑いですね。
これを見たら、バナナ、食べたくなりました(^^)
花茎は、下の方は、葉柄が支えてますが、実がついて、それがどんなに重く数多くても、折れないのは、どうしてでしょうか?茎を輪切りにすると、ナイロン糸のような、丈夫な繊維がぎっしり並んでいる、ということでしょうか。教えていただけませんか。その部分を見るチャンスがなくて・・・。お願いします<(_ _)>
2017年07月21日 17:59
みのりさん、久し振りです。
バナナは実がぶら下がっている幹を、お客さんがゆすったりすると簡単に折れます。揺れて1個所に負荷がかかるからでしょうね。また花の出方が悪いと葉にひっかかったりして、その支えが外れた瞬間に荷重がかかると、これも折れやすいです。ですから園のバナナは首の所に紐を巻いて天井から吊るようにしています。花の様子を見て上手に吊るということですね。
みのりさんの言う通り、太い果軸の部分は、引っ張りには強いと思います。確かに縦の繊維がおおいようですが、太い繊維は見たことがない気がします。クモの糸のように細い繊維です。。
みのり
2017年07月21日 20:19
ありがとうございました。なるほど、吊ってあるのですか。こちらは、サンジャクバナナなので、その状態は、見たことありませんでした。また一つ、お勉強させていただきました<(_ _)>

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