クリスマスローズなど

世の中はクリスマスローズ人気が相変わらずのようだが、私はサボテンや熱帯スイレンのように鮮明で光沢のある花が好きなので、余り好きにはなれない。ただ園内にも早咲きの原種ヘレボルス・フォエティドゥス(Helleborus foetidus)が植えてあってぼつぼつ咲いてきている。しかし前述の通り地味な花で、目立つものではない。同じ春を言祝ぐなら、私としては福寿草の方が好みだ。キンポウゲ科でヨーロッパ原産。これまで何度か取り上げたソシンロウバイ(Chimonanthus praecox form.concolor )、今年は満開になっても寂しいなと思ってよく見たら、中央の太い枝が枯れ込んでいて花がポツポツだったのだ。これではということで、その枝を切って抜いたら、やっと満開らしい雰囲気になった。ロウバイは根元から次々にシュートが出て、古い主幹に置き換わって行くので、老化した枝はどんどん間引いていいのだ。ロウバイ科で中国原産。次は温室のソテツ。昨日も書いたように今は花が多く、ちょうどスタンゲリア・エリオプス(Stangeria eriopus)の雌球果が鱗片の間を開いて受精体勢が整っている。今、花粉をかければ100%受精するのだが、その横に植わっている雄株の花はまだ固く、とても花粉が出る状況では無い。昨年は遅ればせながら、花粉が出た時点で雌球果に花粉をかけてみたが、勿論遅きに失して受精はしなかった。だから今年も駄目だろう。数年前には採種出来たこともあるから、双方の花が揃う年もあるのだが、この2年は全然駄目だ。これはスタンゲリア科で南アフリカ原産。次は雌球果が大きくなって、また次の球果が出始めた珍種、ザミア・ロエズリーだが、残念ながら未受精だ。コロンビア原産の大型種でザミア科だ。勿論、ザミアなら当園では何種も咲くから雑種を作るつもりなら交配も可能だが、私はソテツに関しては雑種を作りたいとは思わない。実際ザミアにラウーさんから来た雑種があるのだが、持て余すだけで使い道はない。
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