本園6号温室の補植Part3

1月下旬の暇な時期、これ幸いと懸案だった本園6号温室の補植、手入れ、ラベル付けに専念している。今日はそのパート3で、ソテツ類の補植だ。この温室はヒカゲヘゴやヘゴ、マルハチなど木性シダを林立させて熱帯の雰囲気を醸し出しているのだが、ここ数年、天井につっかえたそれらを取り木して下に下ろしたため、空間が空いてしまい、また背も低くなってしまったので、すごく空疎な雰囲気になってしまった。そこでかねて分園で養成し15号鉢サイズの大きさになっているアフリカやマダガスカル原産のサイカス・ソウアルシー(Cycas thouarsii)とニューギニア原産のサイカス・アポア(Cycas apoa)を持って来て空間を埋めてみた。丈が2mほどで、丁度目の高さなので、視界が適度に遮られ良い雰囲気だ。ソテツの良さは生育の遅さで、これらは実生25年生程度だが、やっと幹が50cm立った程度。この場所で20年育ててもせいぜい幹が1m伸びる程度で、ヘゴのようにたちまち天井につっかえるような心配はない。それだけ長期間、手かからずで景観を維持できるのだから、担当者にとっても有り難い話だ。また私にとっても、同タイプのソテツをここに揃えられることは、管理上も楽でスペースの心配もしないで済むので有り難い。ここには以前、ガム島のサイカス・ミクロネシカ(C.micronesica)とニューカレドニアのサイカス・シーマニー(C.seemannii)も植えてあるのだ。この日は上記2株と、丁度尺鉢に鉢上げしようと思っていたカイナンソテツ(C.hainanensis)も2株持って来て植え込んだ。これは友の会の方に頼んで、わざわざ中国の海南島から種を持ち帰ってもらった種の実生苗だ。大きく成ってきたら段々特徴が出て来て、もしかしたら南洋で最もポピュラーなモルッカソテツ(C.rumphii)の可能性もあるのだが、カイナンソテツ自体がはっきりしない種なので、兎に角大きくしてみることが先決だ。そのためにも、地植えして本領を発揮できる環境を整えられて私は満足だ。ということで1枚目がソウアルシー、2枚目がアポア、3枚目がミクロネシカ、4,5枚目がハイなネンシスだ。2枚目手前に伸びている葉はメキシコのヒロバザミア(Zamia furfuracea)で、これ先だって補植したもの。
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