復活の日

今年の冬は寒くて、香料温室では開園以来の古木ストロファンタス・グラトゥス(Strophanthus gratus)が枯れ、有名な香木の沈香(Aquilaria agallocha)も葉を落とし、枯れ込んでしまったので、太い所まで切り戻し、管理していた。当然、枯れたものだと思っていたが、最近になって上部にチョビチョビ芽が出て来て、復活の兆し。これは嬉しかった。ジンコウはジンチョウゲ科で東南アジア原産。この他にも、ショウガ科のクスダマジンジャー(Tapeinochilus ananassae)が枯れてしまい、現在栽培温室で養生中だ。熱帯アフリカ原産で、キョウチクトウ科のストロファンタスも鉢植えのストックがあったので、絶やさずに済んだ。ただ入口近くに植えてあったマルバハスノハカズラ(Stephania glabra)の巨大塊根と、その隣のガーデニア・ロンギフローラ(Gardenia longiflora)も枯れてしまった。しかしこちらは横の排水溝にヒビが入って水が漏れ、それが原因で根腐れしたらしい。おかげでペルー原産のガーデニアは絶えてしまった。ステファニアは近くに自然実生の苗が有り、栽培温室にストックもあったので大丈夫だ。近年は想定外の寒さというのがあるので、温室だからと言って安心していられない。次は果樹温室のマンゴー達。そろそろ赤く色付いてきたのはリンゴマンゴーことアーウィン(Mangifera indica 'Irwin')だ。そろそろ収穫期も近いようだ。青い実は晩生で大果のキーツ(M.indica 'Keitt')、今年は1つでも多く収穫してパーラーに提供したいものだ。
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この記事へのコメント

2018年08月05日 01:25
今年の冬は寒く、北米原産のはずのキリラとクリフト二アすらももう枯れてしまったか....と思っていたら、何とか地際近くから芽を吹いて、遅ればせながら数センチ伸びてきました。北米東部の北緯30度以北まで自生する植物で、かの地の冬の気温の変動の激しさを考えると、日本の寒波ぐらいでやられるはずはないと思っていましたが。でも予想以上に傷んで驚きです。一方アガぺテスの不明種は落葉すらせず冬を越しました
2018年08月05日 09:43
森さん、久しぶりです。随分地味な植物を植えているんですね。私は華やかさ、美しさを基準に植物を植えるので、自ずと植える植物も決まってきますね。でも育て易いことが最大の基準です。

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